2018年度 環境化学実験法   Analytical Techniques for Environmental Chemistry

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開講元
応用化学コース
担当教員名
吉田 尚弘  豊田 栄  山田 桂太 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木3-4(G114)  
クラス
-
科目コード
CAP.I419
単位数
1
開講年度
2018年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2018年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

[講義の概要] 環境化学および地球化学で利用されている化学情報がどのようにして得られるのか。この講義では環境化学,地球化学が対象とするさまざまな試料と,主だった分析手法および実験値の取り扱い方について解説する。
[講義のねらい] 主として地球化学の研究に利用される機器分析の原理・使用法およびデータの扱い方を習得することをねらいとする。

到達目標

本講義を受講することによって以下の能力を習得する。
(1) 環境化学および地球化学で利用されているさまざまな試料について採取方法,前処理方法,機器分析法の概要を説明できる。
(2) 元素の定性・定量分析法,化合物の分離分析法,同位体比計測法,元素の状態分析法について説明できる。
(3) 軽元素の同位体比分析について詳細に説明できる。
(4) 実験値の取り扱い方法について説明できる。

キーワード

機器分析、環境化学、地球化学

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回の講義の最後に、その日の教授内容に関する演習問題に取り組んでもらいます。講義前には教科書の通読を行い、事前に疑問点を整理しておいて下さい。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 対象試料別実験法 対象とする試料別の実験法について説明できる
第2回 原子吸光法,ICP,放射化分析,軽元素の元素分析 原子吸光法,ICP,放射化分析,軽元素の元素分析について説明できる
第3回 ガスクロマトグラフィー,液体クロマトグラフィー ガスクロマトグラフィー,液体クロマトグラフィーについて説明できる
第4回 質量分析法 質量分析法について説明できる
第5回 赤外分光・ラマン分光,X線回析 赤外分光・ラマン分光,X線回析について説明できる
第6回 軽元素の安定同位体比分析(1):水素および炭素 水素および炭素の安定同位体比分析について説明できる
第7回 軽元素の安定同位体比分析(2):酸素、窒素および硫黄 酸素、窒素および硫黄の安定同位体比分析について説明できる
第8回 実験値の取り扱い 実験値の取り扱いについて説明できる

教科書

「地球化学実験法」(日本地球化学会監修,田中剛・吉田尚弘 共編,培風館)ISBN978-4-563-04908-9

参考書、講義資料等

指定なし

成績評価の基準及び方法

期末試験(50%)、演習(50%)で成績を評価する。

関連する科目

  • CAP.E381 : 機器分析(応用化学)
  • CAP.I405 : 環境化学
  • CAP.I435 : 地球化学特論
  • CAP.I536 : 物質循環特論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

環境化学を履修していること、または同等の知識があること。

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