2016年度 エネルギー高分子機能特論第一   Advanced Functional Polymer Materials I

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開講元
エネルギーコース
担当教員名
冨田 育義  宍戸 厚  竹内 大介 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木1-2(G114)  
クラス
-
科目コード
ENR.H413
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

[講義の概要] 本講義では、様々な高分子合成法の特徴についての理解を深めた上で、最近の新展開についての知識を身につけ、エネルギー分野における高分子の機能設計と合成について理解することを目的とします。具体的な講義項目は、エネルギー分野における高分子合成の位置づけ、連鎖重合による高分子合成における基礎から新展開、特殊構造高分子、重縮合によるπ共役高分子の合成における基礎から新展開です。
[講義のねらい] これまで様々な高分子合成反応が開発されてきました。最近では高分子の精密分子量制御や立体規則性制御も可能になってきています。本講義では、高分子合成の基礎から最近の展開に加えて、エネルギー分野への応用という観点から、これらの高分子合成法が新しい高分子設計・合成にどのように活かされているかを取り上げます。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する。
(1) 高分子合成の基礎から最近の展開を説明できる。
(2) エネルギー分野への応用を念頭において、高分子がどのように設計され合成されているか説明できる。
(3) 新しい高分子材料設計に向けた合成指針を説明できる。

キーワード

高分子合成、連鎖重合、リビング重合、ブロック共重合、立体規則性、特殊構造高分子、重縮合、π共役高分子

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回の講義の前半で,復習を兼ねて前回の演習問題の解答を解説する。講義の後半で,その日の教授内容に関する演習問題に取り組む。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 エネルギー分野における高分子合成の位置づけ エネルギー分野で利用される高分子について高分子合成の観点から説明できる
第2回 連鎖重合による高分子の合成:分子量制御 連鎖重合による分子量の制御された高分子の合成について説明できる
第3回 連鎖重合による高分子の合成:立体規則性制御 連鎖重合による立体規則性の制御された高分子の合成について説明できる
第4回 連鎖重合による高分子の合成:リビング重合に基づく高分子の機能設計 リビング的な連鎖重合による高分子の機能設計について説明できる
第5回 連鎖重合による高分子の合成:エネルギー分野への応用 連鎖重合による高分子合成のエネルギー分野への応用について説明できる
第6回 特殊構造高分子 様々な特殊構造高分子とその合成法について説明できる
第7回 重縮合によるπ共役高分子の合成:基礎 重縮合によるπ共役高分子の合成の基礎について説明できる
第8回 重縮合によるπ共役高分子の合成:新展開 重縮合によるπ共役高分子の合成における最近の新展開について説明できる

教科書

特になし

参考書、講義資料等

参考書:「高分子の合成(上・下)」講談社 2010

成績評価の基準及び方法

理解度を演習(50%)およびテスト(50%)にて評価する。

関連する科目

  • ENR.H414 : エネルギー高分子機能特論第二
  • ENR.A405 : エネルギーマテリアル論第一
  • ENR.A406 : エネルギーマテリアル論第二

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

その他

特になし

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