本講義では、化学系200番台必修科目の「有機化学第一」の理解を深めるための演習と解説を行う。
有機化学の学習効果を高めるためには多くの演習問題を解くことが効果的であり、「有機化学第一」をしっかりと理解することを目標としている。
本講義を履修することによって次の能力を修得する.
1) 有機化合物の結合、構造および酸・塩基について有機化学的に説明できる。
2) 授業計画にある有機化合物の構造式、反応性、合成法などを説明できる。
3) 基本的な有機化学反応の種類と特徴を説明できる。
有機分子の構造と結合、酸と塩基、極性分子と非極性分子、アルカン、シクロアルカン、立体異性体、求核置換反応と脱離反応、アルコール、エーテル、アルケン、アルキン
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
各講義の前半20分は、前の講義で課した宿題の解説に当てる。ついで授業計画にある内容を説明し、さらにその演習を行う。講義最後10分間を、演習問題の解説に当てる。第8回目は期末試験とその解説行い、本講義をまとめる。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 有機分子の構造と結合 | 講義内容に関する演習と宿題 |
第2回 | 酸と塩基、極性分子と非極性分子 | 講義内容に関する演習と宿題 |
第3回 | アルカン、シクロアルカン、立体異性体 | 講義内容に関する演習と宿題 |
第4回 | 求核置換反応と脱離反応 | 講義内容に関する演習と宿題 |
第5回 | アルコール、エーテル | 講義内容に関する演習と宿題 |
第6回 | アルケン | 講義内容に関する演習と宿題 |
第7回 | アルキン | 講義内容に関する演習と宿題 |
第8回 | 総合演習と解説 | 総合演習、復習 |
特になし。
ボルハルト・ショアー現代有機化学(上)
講義時に課される課題(30%)、および総合演習(期末試験)(70%)。
履修条件は特に設けないが、有機化学基礎(100番台)を履修していることが望ましい。
講義終了後、またはメールで事前予約し、教員室で質問に応じる。