2018年度 合成有機化学   Organic Synthesis

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開講元
化学系
担当教員名
大森 建  鈴木 啓介 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火3-4(H104)  金3-4(H104)  
クラス
-
科目コード
CHM.D331
単位数
2
開講年度
2018年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2018年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

標的有機化合物の合成を計画するための基礎的方法論を解説する。各種の選択性に留意しながら現代の有機合成の課題についても述べる。
これまでに修得した有機化学反応を総復習するとともに、その応用法を学ぶ。

到達目標

I 有機化学全般に関する知識をもとに有機化合物を合成するための方法論について理解することができる。
II 合成デザイン,有機金属化合物の反応性等についての理解が深まる。

キーワード

有機化学
合成有機化学
天然物合成

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回の授業で出席を取ります。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 有機合成と有機化学の歴史:複雑な有機化合物の合成例の概観 授業内容について復習するための課題を課すことがある
第2回 逆合成解析の基礎 I:潜在極性の考え方 授業内容について復習するための課題を課すことがある
第3回 逆合成解析の基礎 II:シントンについて 授業内容について復習するための課題を課すことがある
第4回 多重結合化合物の合成 I:Wittig反応、脱離反応 授業内容について復習するための課題を課すことがある
第5回 多重結合化合物の合成 II:その他の方法論 授業内容について復習するための課題を課すことがある
第6回 多環式化合物の合成 I:環化反応 授業内容について復習するための課題を課すことがある
第7回 多環式化合物の合成 II:アヌレーション 授業内容について復習するための課題を課すことがある
第8回 総合演習 I:基礎的問題 授業内容について復習するための課題を課すことがある
第9回 光学活性化合物の合成 I:キラルシントンの利用 授業内容について復習するための課題を課すことがある
第10回 光学活性化合物の合成 II:不斉反応 授業内容について復習するための課題を課すことがある
第11回 アルカロイドの合成 I:基本的アプローチ 授業内容について復習するための課題を課すことがある
第12回 アルカロイドの合成 II:多環骨格の形成方法 授業内容について復習するための課題を課すことがある
第13回 総合演習 II:応用問題 授業内容について復習するための課題を課すことがある
第14回 プロスタグランジンの合成 I:Coreyラクトン 授業内容について復習するための課題を課すことがある
第15回 プロスタグランジンの合成 II:その他の方法論 授業内容について復習するための課題を課すことがある

教科書

鈴木啓介著,天然有機化合物の合成戦略(岩波書店)

参考書、講義資料等

参考書等
太田博道,鈴木啓介著,化学新シリーズ「有機合成化学」(裳華房)
C.Lウィリス,M.ウィリス著,富岡清訳「有機合成の戦略- 逆合成のノウハウ」(化学同人)

成績評価の基準及び方法

期末試験(およそ70%)、レポート(およそ30%)および出席等により総合的に評価する。

関連する科目

  • CHM.D201 : 有機化学第一
  • CHM.D202 : 有機化学第二
  • CHM.D301 : 有機化学第三

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

有機化学に関する基礎的知識を有すること

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