2016年度 化学数学第二   Mathematics for Chemistry II

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
化学系
担当教員名
沖本 洋一 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
金3-4(H115)  
クラス
-
科目コード
CHM.A212
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

 化学を学ぶ者にとって, 必要な数学(特に, 複素関数、フーリエ変換、ラプラス変換を中心に)を講義する.
 この講義により、複雑な積分計算や微分法手式の解くための数学のテクニックを理解するとともに、その物理的・化学的意味を深く捉えることを狙いとする。

到達目標

本講義で扱う個々の数学に関するトピックスについてその意味を理解し、化学を理解する上でのツールとして十分に利用できるようにする。

キーワード

複素関数、フーリエ変換、ラプラス変換

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義は,基本事項の説明,演習問題の解説および関連トピックの紹介からなる.担当教員の指示にしたがい,授業外での十分な予習・復習が必要である.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 複素数 複素数の計算ができる
第2回 複素数の化学への応用 複素数の知識を化学に応用できる
第3回 複素関数の導入 複素関数の性質を述べることができる
第4回 複素関数を用いた積分計算 種々の複素関数の積分が計算できる
第5回 フーリエ変換 種々の関数のフーリエ変換が計算できる
第6回 ラプラス変換 種々の関数のラプラス変換が計算できる
第7回 フーリエ変換とラプラス変換の応用 フーリエ変換とラプラス変換の知識を化学に応用できる
第8回 化学数学の化学への応用 これまで得た数学の知識を化学に適用できる

教科書

物理のための数学(和達三樹)

参考書、講義資料等

特に指定しない

成績評価の基準及び方法

講義で説明した化学数学の基礎に関する事項を理解しているか,期末試験で評価する.

関連する科目

  • CAP.B216 : 物理化学第一(熱力学法則)
  • CAP.B217 : 物理化学第二(化学平衡)
  • CAP.B218 : 物理化学第三(反応速度論)

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

このページのトップへ