物質研究のツールとしての粒子線、特に粒子として固体内部の微視的情報を得るために用いられる粒子線による実験について概観する。講義では固体内の微視的観測により明らかになる物性について理解する。
ミュオン、陽電子、不安定核といった粒子線ビームを用いた物性研究について概観し、微視的視点からの物質研究と得られる物性について理解することを目標とする。
✔ 該当する | 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容) |
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専門は粒子線ビーム、特にミュオンを用いた物質研究であるため、研究と直接関連した内容となる。 |
粒子線、微視的物性、磁性、超伝導、ミュオン、陽電子、不安定核
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
集中講義形式で行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 量子線実験の概要 | 量子線実験の概要を理解する。 |
第2回 | プローブとしての粒子の性質と物質内での状態 | 物質内での粒子の状態や性質を理解する。 |
第3回 | ミュオンによる磁性研究 | ミュオンによる磁性研究について理解する。 |
第4回 | ミュオンによる超伝導研究 | ミュオンによる超伝導研究について理解する。 |
第5回 | 陽電子による物質研究 | 陽電子による物質研究について理解する。 |
第6回 | 不安定核による物質研究 | 不安定核による物質研究について理解する。 |
第7回 | 昨今の量子線実験の進展について | 昨今の量子線実験の進展について理解する。 |
特に用いない。
講義において述べる。
レポートにより採点する。
特になし
特になし