2022年度 物理学ライティング基礎   Basic Writing in Physics

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開講元
物理学コース
担当教員名
Webb Adrean 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火1-2(H119B)  
クラス
-
科目コード
PHY.P410
単位数
2
開講年度
2022年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2022年9月11日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

この講義では修士課程学生にピア・ラーニングや質疑応答を通じて内容のある小論文を書くための基礎を教える。物理科学や工学、生命科学、その他あらゆる専門領域において英語が必須であることは明らかである。本講義において基礎的な英語の小論文を書くことを通じ、受講学生は英語で調べる、説明する、様々な科学的概念を要約することを要求される。

受講学生は技術的な作文における文章力を向上させ、各々の専門にどう活かすかを理解するようになる。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1) 未知の問題に対して英語を使って検討し,解決方法を提案できる。
2) 英語語または外国語での発表表現を身につけ,明瞭に説明し,討論することができる。

キーワード

要約する、記述する、評価する、技術文章

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

英語版のシラバスを見て下さい。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 理系向けテクニカル・ライティング入門 英語版のシラバスを見て下さい。
第2回 「はじめに」の書き方 英語版のシラバスを見て下さい。
第3回 「研究方法」の書き方 英語版のシラバスを見て下さい。
第4回 シミュレーション・実験の計画及び開発 英語版のシラバスを見て下さい。
第5回 ピアレビューと論文修正の練習(実習) 英語版のシラバスを見て下さい。
第6回 「結果」の書き方 英語版のシラバスを見て下さい。
第7回 研究の議論及び評価 英語版のシラバスを見て下さい。
第8回 ピアレビューと論文修正の練習(実習) 英語版のシラバスを見て下さい。
第9回 「考察」の書き方 英語版のシラバスを見て下さい。
第10回 科学研究論文のレジスター(言葉づかい)とスタイル(文体)の理解 英語版のシラバスを見て下さい。
第11回 「結論」と「要旨」の書き方 英語版のシラバスを見て下さい。
第12回 ピアレビューと論文修正の練習(実習) 英語版のシラバスを見て下さい。
第13回 アカデミック・ライティングにおける引用と参考文献の書き方 英語版のシラバスを見て下さい。
第14回 ピアレビューと論文修正の練習(実習) 英語版のシラバスを見て下さい。
第15回 最終的に論文を完成させ、公開に至るまでの手順 英語版のシラバスを見て下さい。

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

English for Writing Research Papers, 2nd Edition
Wallwork, Adrian (2016); ISBN: 978-3319260921

東工大英単 科学・技術例文集〈新装版〉
東京工業大学 (2021); ISBN: 978-4327453015

参考書、講義資料等

Writing for Science and Engineering: Papers, Presentations and Reports, 2nd Edition
Silyn-Roberts, Heather (2013); ISBN: 978-0080982854

Science Research Writing: For Non-Native Speakers of English, 2nd Edition
Glasman-Deal, Hilary (2020); ISBN: 978-1786347848

授業で扱う全ての資料は、授業前または後にT2SCHOLAとスラックにアップします。

成績評価の基準及び方法

配点は,レポートと出席:(100%)

関連する科目

  • PHY.P610 : 物理学ライティング発展

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件を設けない。

その他

各回の授業内容をよく読み,課題を予習・復習で行って下さい。

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