【この講義は日本語で行います】
物理の観測のためには微小な信号の計測が求められる。そのためには計測装置の動作点を最適なところに制御することが必要となる。本講義ではまず古典的な制御方法について学ぶ。制御をきわめていくと、どこまで制御できるのかという、計測装置そのものに対する物理的な興味がわいてくる。本講義の後半では、計測の量子限界について学び、古典制御と量子制御の違いについて考える。
本講義の履修によって以下の能力を修得する。
(1)物体のトラッピングとクーリングについて理解する
(2)古典制御と量子制御の違いについて理解する
フィードバック、量子限界、調和振動子
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
板書とスライドをまじえて講義をします。
平成29年度は日本語で講義する予定です。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 制御の使われ方 | 制御に興味をもつ |
第2回 | フィードバックとは | 制御のブロックダイアグラムを理解する |
第3回 | 他自由度制御 | インループとアウトループの違いを理解する |
第4回 | 制御の安定性 | ナイキストの安定条件を理解する |
第5回 | サーボの設計 | フィルタについて理解する |
第6回 | トラッピングとクーリング | フィードバックの実部と虚部の違いを理解する |
第7回 | 量子雑音 | 量子雑音とは何か理解する |
第8回 | 古典制御と量子制御 | 量子制御の特徴を理解する |
ありません
ありません
授業中にテストを行います
特にありません