2021年度 物理学特別講義発展第四十   Advanced Special Lectures in Physics XXXX

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開講元
物理学コース
担当教員名
-
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
-
クラス
-
科目コード
PHY.P680
単位数
1
開講年度
2021年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2021年9月13日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

「2次元超伝導研究の最前線」 
 2次元系における超伝導研究の歴史は古いが、近年テクノロジーの発展によって原子レベルの厚さと良好な結晶性をもつ2次元超伝導体が作製されるようになり、新たな局面を迎えている。本講義では超伝導の基礎から最先端の2次元超伝導研究まで、主として実験家の立場から解説する。

到達目標

以下の項目について理解を深めることを目標とする:(1) 超伝導の基礎、 (2)2次元性が超伝導に与える影響、 (3)最近のさまざまな物質系における2次元超伝導トピックス。

キーワード

GL理論、BCS理論、2次元性、原子層、表面、スピン軌道相互作用、空間反転対称性の破れ

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

スライドを用いてZoomで行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 超伝導および2次元超伝導:概論 講義中に与える。
第2回 超伝導の現象論 講義中に与える。
第3回 超伝導の微視的理論 講義中に与える。
第4回 2次元超伝導から原子層超伝導へ 講義中に与える。
第5回 ラシュバ型/ゼーマン型スピン軌道相互作用の影響 講義中に与える。
第6回 さまざまな物質系における2次元超伝導 講義中に与える。
第7回 表面科学と2次元超伝導 講義中に与える。
第8回 最新のトピックス 講義中に与える。

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

なし

参考書、講義資料等

Introduction to Superconductivity, Second Edition (Michael Tinkham, Dover Publications, Inc)
Takashi Uchihashi, “Two-dimensional superconductors with atomic-scale thickness”, Supercond. Sci. Technol. 30, 013002 (2017)

成績評価の基準及び方法

レポート課題

関連する科目

  • PHY.C443 : 超伝導
  • PHY.C442 : 超流動
  • PHY.C445 : 表面物理学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし

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