「2次元超伝導研究の最前線」
2次元系における超伝導研究の歴史は古いが、近年テクノロジーの発展によって原子レベルの厚さと良好な結晶性をもつ2次元超伝導体が作製されるようになり、新たな局面を迎えている。本講義では超伝導の基礎から最先端の2次元超伝導研究まで、主として実験家の立場から解説する。
以下の項目について理解を深めることを目標とする:(1) 超伝導の基礎、 (2)2次元性が超伝導に与える影響、 (3)最近のさまざまな物質系における2次元超伝導トピックス。
GL理論、BCS理論、2次元性、原子層、表面、スピン軌道相互作用、空間反転対称性の破れ
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
スライドを用いてZoomで行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 超伝導および2次元超伝導:概論 | 講義中に与える。 |
第2回 | 超伝導の現象論 | 講義中に与える。 |
第3回 | 超伝導の微視的理論 | 講義中に与える。 |
第4回 | 2次元超伝導から原子層超伝導へ | 講義中に与える。 |
第5回 | ラシュバ型/ゼーマン型スピン軌道相互作用の影響 | 講義中に与える。 |
第6回 | さまざまな物質系における2次元超伝導 | 講義中に与える。 |
第7回 | 表面科学と2次元超伝導 | 講義中に与える。 |
第8回 | 最新のトピックス | 講義中に与える。 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
なし
Introduction to Superconductivity, Second Edition (Michael Tinkham, Dover Publications, Inc)
Takashi Uchihashi, “Two-dimensional superconductors with atomic-scale thickness”, Supercond. Sci. Technol. 30, 013002 (2017)
レポート課題
なし