学士特定課題研究(物理学系)を受講した者が引き続き更に学習を深めたい場合に受講する科目である。受講生は、指導教員と協議して決定した研究課題について研究を行う。文献等の調査を通じて研究課題に関連する事項の理解を深め、研究活動や討論などを通じて問題を明確化し、解決を図る。研究を遂行するこれらの過程において、それまで学修してきた様々な科目によって身に付けた専門知識及び周辺の基礎知識等を活用して問題を解決する手法を身に付ける。また、データの取得、取得したデータの解析とその考察といった研究手法に習熟するとともに、複眼的に事物を観る力を養成するする。得られた成果をまとめ、発表し、討論を行う。
学士特定課題プロジェクトを履修することにより,次の能力を修得する。
1)物理学分野における専門知識を課題解決に応用する力
2)物理学分野以外の専門分野の基礎を自ら学び, 課題解決につなげる力
3)物理学分野における未解決の課題について, 社会における課題の位置 付けを理解し, 課題解決が社会にもたらす影響を判断し, 解決にあたる力
4)論理的説明能力を身に付け, 議論を展開し,文書にまとめる力
5)自立した一人の研究者としての意識をもち, 他者との議論において意思疎通を図るために必要な知識と説明能力
発表,研究課題,課題解決,文献調査,論理的説明能力
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
指導教員の研究室で行い, 実施計画は教員と学生が協議して決定する。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ・学士特定課題プロジェクトの進め方に関わる指導教員のガイダンス ・ 研究の方向性について討論 ・ 研究課題の決定 ・ 研究実施 ・ 研究課題に関する文献調査 ・ 研究成果のとりまとめ ・ 発表資料の作成, 指導教員による発表指導 ・ 論文発表会 | 指導教員の指示に従う |
特に定めない
特に定めない
研究発表会の内容、および指導教員による評価を考慮して合否を決定する。
学士特定課題研究(物理学系)を履修していること。