2022年度 物理実験学   Experimental Physics

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開講元
物理学系
担当教員名
宗宮 健太郎 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水3-4(H131)  
クラス
-
科目コード
PHY.L201
単位数
1
開講年度
2022年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2022年4月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

[概要] 物理学実験の基本的な技能である実験ノートの取り方、レポートの書き方、真空技術、光学測定、電子回路、放射線計測、データ処理と統計に関して講義する。
[ねらい] これらの知識は必修として、全員が受講する「物理学実験A」および「物理学実験B」を履修するうえで直ちに役立つ内容となっている。

到達目標

[目標] 物理実験を行うために必要となる基礎的な知識と技能を、その背景にある原理から理解することを目標とする。
自然法則を観測・検証するためには、実験技術とともに、実験手順と結果の正確な記録と解釈が必要である。
また、実験やデータ処理の技法の原理を理解している必要がある。そのような物理学実験の基本の修得を目標とする。

キーワード

物理実験、データ処理、実験レポート

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

パワーポイントを用いて講義を進める。
実験に用いる部品の紹介や装置を用いた簡単な演示実験を行うこともある。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 ガイダンス 学生実験に向けて何が必要かを知る
第2回 レポートの書き方(1) レポートの構成について学び、よいレポートと悪いレポートの違いを知る
第3回 レポートの書き方(2) グラフの作り方を学ぶ
第4回 信号と雑音 信号の大きさと雑音の種類について学ぶ
第5回 実験いろいろ 放射線検出、光学実験、真空実験の基礎を学ぶ
第6回 測定装置 オシロスコープ、アナログ回路、デジタル制御について知る
第7回 データ解析 有効数字、誤差の種類と伝搬、最小二乗法などについて知る

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため、教科書や配布資料等の該当箇所を参照し、授業内容に関する予習と復習を行うこと。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

東京工業大学物理学コース編「物理学実験」(東京教学社、編:垣本史雄・江間健司 / 1年生の物理実験で用いた教科書)

成績評価の基準及び方法

期末試験による。

関連する科目

  • PHY.L202 : 物理学実験A
  • PHY.L203 : 物理学実験B
  • PHY.L210 : 計算物理

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

その他

特になし

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