2022年度 現代物理学概論   Introduction to Modern Physics

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開講元
物理学系
担当教員名
藤岡 宏之  平原 徹 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水3-4(W621)  
クラス
-
科目コード
PHY.G230
単位数
1
開講年度
2022年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2022年3月16日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では、近代の科学に基づいて発達した現代物理学の研究内容を紹介すると共に、現代物理学の基礎概念となっている「対称性」について学ぶ。
本講義のねらいは、学生に物理の面白さを知ってもらい、将来、物理学のどの分野についてより深く学びたいかを考える際のヒントを与えることにある。前半では各分野の研究内容を俯瞰的にとらえ、後半では物理研究の共通テーマのひとつである対称性に焦点をあてて、その内容を解説する。

到達目標

【到達目標】 これから物理学の専門科目・各論を学んでいくのに先立ち, 本講義ではまず, 現代物理学の全体像を概観し、その後、共通テーマのひとつである対称性に焦点をあてる、という形で、物理の面白さを理解することを目標とする。

キーワード

相対論、量子力学、統計力学、現代物理、固体物理学

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

担当する教員2名が物理学諸分野の研究の概観を説明する

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 (藤岡)現代物理学の概要:素粒子・核物理・宇宙物理 現代物理学のうち素粒子・核物理・宇宙物理における課題を理解する
第2回 (藤岡)素粒子を「見る」 素粒子がいかにして発見されたかを知る
第3回 (藤岡)素粒子・原子核物理における対称性 素粒子・原子核物理における対称性の概念を理解する
第4回 (藤岡)素粒子・原子核物理における対称性の破れ 素粒子・原子核物理における対称性の破れという概念を理解する
第5回 (平原)物性物理における対称性の破れと量子現象 物性物理における対称性の破れと発現する量子現象を理解する
第6回 (平原)物性物理における相対論効果:量子物質 物性物理において相対論効果が発現する量子物質の概念を理解する
第7回 (平原)物性物理の量子現象を用いた応用 物性物理で発現する量子現象を用いた応用について理解する

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

授業中に紹介する

成績評価の基準及び方法

レポートによる。

関連する科目

  • LAS.P101 : 力学基礎1
  • LAS.P102 : 力学基礎2
  • LAS.P103 : 電磁気学基礎1
  • LAS.P104 : 電磁気学基礎2

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特にありません。 

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