2019年度 研究プロジェクト(物理学系)   Research opportunity in Laboratories (PHY)

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開講元
物理学系
担当教員名
-
授業形態
    
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
PHY.Z381
単位数
2
開講年度
2019年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2019年3月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

物理の様々な分野で重要な,より高度な観測技術の原理と手法およびプレゼンテーションの方法を学ぶ.
本講義では,各自が,観測装置を組み上げ,あるいは,試料を作り,実際にそれを用いて自然界からの信号,あるいは自然界に刺激を与え,その応答を観測する.これらを通してより進んだ観測技術を身に着けるだけでなく,物理学の実験の楽しさを味わってほしい.

到達目標

本講義を履修することにより次の能力の獲得を目指す.
1. 物理の研究に必要なより高度な実験技術
2. 実験結果の議論に基づき,現象の本質を捉え,新たな重要な問題を捉える能力
3. 実験結果を他人にわかりやすく伝えるプレゼンテーション能力

キーワード

メスバワー効果,放射線,イオントラップ,X線回折,レーザー,時間分解測定,超伝導,超流動,強誘電体,プラズマ

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

ガイダンスの後, 各学生は,3実験課題を選択する.1テーマを4回にわたり実験を行い,課題ごとに決められた期日までに実験レポート提出する.最後の課題についてはその内容についてプレゼンテーションを行う.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 以下の題目が準備されている。学生はこれらの中から選択した題目について実験を行なう。毎週2日間、午後に行なう。 1. メスバウアー効果 2. ベータ線スペクトロメーター 3. プラスチックシンチレータと高速パルス処理 4. イオントラップ 5. アルファ線 6. 結晶によるX線回折 7. 色素レーザー 8. 時間分解発光 9. 強誘電体 ・コンピュータ実験 10. 高温超伝導 11. 超流動・超音波 12. 半導体のキャリア輸送 選択した実験課題に関連する物理と用いた観測技術の原理と手法を説明せよ.

教科書

物理学系発行のテキストを使用する。他に応じて参考書を用いることもある。

参考書、講義資料等

特に指定しない.

成績評価の基準及び方法

実験(説明会を含む)への出席、ディスカッション、プレゼンテーションおよびレポートにより評価する。

関連する科目

  • PHY.L202 : 物理学実験A
  • PHY.L203 : 物理学実験B
  • 基礎物理学実験
  • PHY.E212 : 電磁気学II
  • PHY.E205 : 電磁気学
  • PHY.Q207 : 量子力学入門
  • PHY.Q208 : 量子力学II
  • PHY.S301 : 統計力学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

物理学系課程の3年生第2Qまでの講義、演習、および物理学実験A/Bを履修していることが望ましい。

その他

説明会に出席しないで履修を希望する場合は必ず担当教員と相談すること.

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