2022年度 解析学特論C   Advanced topics in Analysis C

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開講元
数学コース
担当教員名
坂本 祥太 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
金3-4(H115)  
クラス
-
科目コード
MTH.C403
単位数
1
開講年度
2022年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2022年4月20日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

Botlzmann方程式の基礎理論について解説する。
特に切断Boltzmann方程式の平衡状態周りの時間大域解の構成について解説する。
本講義は引き続き行われる「解析学特論D」に続くものである。

到達目標

Boltzmann方程式の基本性質と、エネルギー法など偏微分方程式の基本的な技法の理解

キーワード

Boltzmann方程式、流体力学の方程式、解の存在と一意性、エネルギー法

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

通常の講義形式で行う。適宜レポート課題を出題する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 Boltzmann方程式の定義 講義中に指示する.
第2回 Boltzmann方程式がもつ各種保存則 講義中に指示する.
第3回 平衡状態に近い場合の切断Boltzmann方程式の適切性 1: 問題設定 講義中に指示する.
第4回 平衡状態に近い場合の切断Boltzmann方程式の適切性 2: 線形項の性質 講義中に指示する.
第5回 平衡状態に近い場合の切断Boltzmann方程式の適切性 3: Macro-micro分解 講義中に指示する.
第6回 平衡状態に近い場合の切断Boltzmann方程式の適切性 4: 非線形項の評価 講義中に指示する.
第7回 平衡状態に近い場合の切断Boltzmann方程式の適切性 5: 主定理の証明 講義中に指示する.

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

使用しない

参考書、講義資料等

Robert T. Glassey, The Cauchy Problem in Kinetic Theory, 1996.

成績評価の基準及び方法

レポート課題 (100%) による

関連する科目

  • MTH.C404 : 解析学特論D

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

Lebesgue積分と、関数解析の初歩を理解していることが(必須ではないが)望ましい。

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