2021年度 代数学特論D1   Advanced topics in Algebra D1

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
数学コース
担当教員名
田口 雄一郎 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木5-6  
クラス
-
科目コード
MTH.A408
単位数
1
開講年度
2021年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2021年3月19日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

数論では様々な数論的対象に対しそのL函数が定義され、重要な役割を果たす。本講義ではガロア表現論に基く L函数の解釈を説明し、重要な結果や予想について議論する。3Qに開講される「代数学特論C1」と併せて一連の内容をなす。後半の「D1」では発展的な内容(Dwork理論、保形性)を扱ふ。

到達目標

・φ加群のL函数とその解析性のDwork理論による証明を理解する。
・L函数の保形性について理解を深め、1次元表現の場合の証明を理解する。

キーワード

L函数、ガロア表現、保形性、φ加群、Dwork理論

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

通常の講義形式で行ふ。また、適宜レポート課題を課す。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 φ加群のL函数(その一) 講義中に指示する
第2回 φ加群のL函数(その二) 講義中に指示する
第3回 φ加群のL函数(その三) 講義中に指示する
第4回 代数的ヘッケ指標 講義中に指示する
第5回 CMアーベル多様体のL函数(その一) 講義中に指示する
第6回 CMアーベル多様体のL函数(その二) 講義中に指示する
第7回 CMアーベル多様体のL函数(その三) 講義中に指示する

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため、寝ても覚めても L函数やガロア表現に思ひを致す事。

教科書

特になし。

参考書、講義資料等

特になし。

成績評価の基準及び方法

上記レポートの解答状況による (100%)。詳細は講義中に指示する。

関連する科目

  • MTH.A407 : 代数学特論C1
  • ZUA.A334 : 代数学特別講義C1
  • ZUA.A334 : 代数学特別講義D1

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

学部程度の代数学の知識

その他

特になし。

このページのトップへ