2020年度 数学講究F3   Graduate Seminars in Mathematics F3

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開講元
数学コース
担当教員名
指導教員 
授業形態
演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
講究等(Zoom)  
クラス
-
科目コード
MTH.Z692
単位数
2
開講年度
2020年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2020年9月18日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

本セミナーでは研究を行うために必要なトレーニングを行う。研究テーマは指導教員との話し合いの上決定する。受講者は、研究テーマとその周辺領域における多くの文献にあたり、テーマを広く深く理解することだけでなく、学術上の新たな知見を得ることが望まれる。セミナーにおいてはそれらを口頭発表するとともに、新たな知見に関して指導教員らと議論を行う。また、文献の読み方や集め方を学び、一つの問題を様々な角度から考察する。さらには、新しく得た学術上の知見に基づいて学位論文を執筆する。同時期に開講される「数学特別研究」とともに履修すること。

本セミナーは、東京工業大学における研究室単位での教育システムにおいて核となるものである。本セミナーを受講することにより、自分が選んだ分野の研究テーマを実践的な形で学ぶことができる。受講者は、現在盛んに研究されているトピックを深く学ぶことにより、研究テーマを自ら見出し、解決に向けた実質的な進展を与えることが望まれる。

到達目標

1. 数学における重要な理論や問題を十分に理解すること、および科学におけるそれらの位置づけを理解すること
2. 数学におけるさまざまな概念を論理的に説明できること。
3. 純粋数学におけるさまざまな一般理論を、より具体的な問題に応用し、新たな知見を得ること
4. 独立した研究者として研究を行うこと、研究成果を発表すること、また研究成果についてわかりやすくプレゼンテーションを行うこと

キーワード

理論の包括的な理解と具体的な問題への応用、文献調査、論理的説明能力、研究課題、課題解決、学位論文執筆

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

指導教員の指導のもと、セミナー形式で行う。スケジュールは教員と学生が協議して決定する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 ・ 学位論文研究の進め方に関わる指導教員のガイダンス ・ 研究の方向性について討論 ・ 研究内容と基本文献の決定 ・ 基本文献の読み込み ・セミナーにおけるプレゼンテーション ・ 研究課題に関する文献調査 ・研究実施 ・学位論文の執筆 ・ 発表資料の作成,指導教員による発表指導 ・ 学位論文発表会 指導教員の指示に従う

教科書

特に定めない

参考書、講義資料等

特に定めない

成績評価の基準及び方法

設定したテーマに関する理解度とプレゼンテーションの仕方、学位論文において得られた主要結果、および学位論文をもとに、指導教員が判断する

関連する科目

  • MTH.R692 : 数学特別研究F3

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

数学特別研究F3 (MTH.R692) を同時に履修すること

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