2019年度 数学特別研究F1   Graduate Research Seminars in Mathematics F1

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開講元
数学コース
担当教員名
指導教員 
授業形態
演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
講究等  
クラス
-
科目コード
MTH.R492
単位数
2
開講年度
2019年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2019年3月18日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

本セミナーでは研究を行うために必要なトレーニングを行う。研究テーマは指導教員との話し合いの上決定する。受講者は、テキストや論文を徹底的に読み込むことにより、研究テーマに関する数学的内容を十分に理解し、それらをセミナーにおいて、参加者たちの前で発表・説明することが求められる。セミナーにおいては、未解決問題へのアプローチも議論し、解決への足がかりを得ることも期待される。受講者は、講義や演習で学んできた基本的な数学的知識や、セミナーでの学習を通じて習得した理論が、具体的な問題にいかに応用されるかを学ぶことができる。また、文献の読み方や集め方を学び、一つの問題を様々な角度から考察できるようになることが求められる。さらに、セミナーで学んだ理論や新しく得た知見を修士論文としてまとめる。同時期に開講される「数学特別研究」とともに履修すること。

本セミナーは、東京工業大学における、研究室単位での教育システムにおいて核となるものである。本セミナーを受講することにより、自分が選んだ分野の研究テーマを実践的な形で学ぶことができる。受講者は、現在盛んに研究されているトピックを深く学ぶことにより、研究テーマを自ら見出しさらには解決への足がかりを得ることが望まれる。

到達目標

1. 数学における重要な理論や問題を十分に理解すること、および科学におけるそれらの位置づけを理解すること
2. 純粋数学におけるさまざまな一般理論を、より具体的な問題に応用すること
3. 数学において何が重要な問題になっているかを理解し、それらを解決する足がかりを得ること
4. 数学におけるさまざまな概念を他人に対して論理的に説明できること。また、それらを学術論文において求められる水準で記述できるようになること。

キーワード

理論の包括的な理解と具体的な問題への応用、文献調査、論理的説明能力、研究課題、課題解決

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

指導教員の指導のもと、セミナー形式で行う。実施計画は教員と学生が協議して決定する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 ・修士論文研究の進め方に関わる指導教員のガイダンス ・研究の方向性について討論 ・研究内容と基本文献の決定 ・基本文献の読み込み ・セミナーのメンバーに向けてのプレゼンテーション ・研究課題に関する文献調査 ・研究実施 ・修士論文の執筆 ・発表資料の作成,指導教員による発表指導 ・修士論文発表会 指導教員の指示に従う

教科書

特に定めない

参考書、講義資料等

特に定めない

成績評価の基準及び方法

設定したテーマに関する理解度とプレゼンテーションの仕方、修士論文において得られた主要結果、および修士論文をもとに、指導教員が判断する。

関連する科目

  • MTH.Z492 : 数学講究F1

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

数学講究F1 (MTH.Z492) を同時に履修すること

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