主にポアソン方程式の境界値問題について論じる.具体的な解の表示が得られる場合から始め,平均値の性質や最大値原理などの基本的かつ重要な定理を紹介しつつ,最終的に古典解の一意存在定理に到達する.
本講義は,引き続き行われる「解析学特論B1」に続くものである.
線形楕円型偏微分方程式の解の存在,一意性,重要な性質を知る.
ラプラス方程式,ポアソン方程式,境界値問題,ペロンの方法
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
通常の講義形式による講義
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ラプラス方程式とポアソン方程式 | 講義中に指示する. |
第2回 | ニュートンポテンシャル | 講義中に指示する. |
第3回 | ポアソン核 | 講義中に指示する. |
第4回 | 平均値の性質と最大値原理 | 講義中に指示する. |
第5回 | ハルナックの不等式 | 講義中に指示する. |
第6回 | ペロンの方法(1) | 講義中に指示する. |
第7回 | ペロンの方法(2) | 講義中に指示する. |
第8回 | より一般の二階線形楕円型方程式 | 講義中に指示する. |
特になし
D. Gilbarg and N. S. Trudinger, Elliptic Partial Differential Equations of Second Order, Springer-Verlag
レポートにより評価する.詳細は講義中に指示する.
解析学特論B1 (MTH.C406)も同時に履修すること.
特になし