2017年度 幾何学特論B1   Advanced topics in Geometry B1

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開講元
数学コース
担当教員名
山田 光太郎 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火3-4(H115)  
クラス
-
科目コード
MTH.B406
単位数
1
開講年度
2017年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2017年3月17日
講義資料更新日
2017年8月1日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

ユークリッド空間の曲面論の続きとして,平坦でない空間形(球面・双曲空間)とユークリッド空間の曲面論を統一的に学ぶ.例として平均曲率一定曲面を扱い,ユークリッド空間の曲面と双曲空間・球面の曲面の間の局所等長対応(ローソン対応の名で知られている)を紹介する.

到達目標

次のことを知る:
・球面・双曲空間の曲面に対する曲面論の基本定理
・空間形の平均曲率一定曲面の間の局所等長対応
・平均曲率一定曲面の構成法

キーワード

曲面論の基本定理,平均曲率一定曲面,局所等長対応,ローソン対応

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

標準的な講義.各回宿題を課す.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 空間形(球面・ユークリッド空間・双曲空間) Space forms (the sphere, the Euclidean space and the hyperbolic space) 講義中に指示する
第2回 3次元空間形の曲面 講義中に指示する
第3回 全臍的曲面 講義中に指示する
第4回 ガウス・ワインガルテンの公式 講義中に指示する
第5回 曲面論の基本定理 講義中に指示する
第6回 平均曲率一定曲面,局所等長対応 講義中に指示する
第7回 平均曲率一定曲面の構成 講義中に指示する
第8回 (デロネイ曲面とウェンテ・トーラス) 講義中に指示する

教科書

特になし.必要に応じて講義資料を配布する.

参考書、講義資料等

梅原雅顕・山田光太郎「曲線と曲面(改訂版)」裳華房

成績評価の基準及び方法

各回の宿題により評価を行う

関連する科目

  • MTH.B211 : 幾何学概論第一
  • MTH.B212 : 幾何学概論第二
  • MTH.B406 : 幾何学特論B1

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

MTH.B211 幾何学概論第一, MTH.B212 幾何学概論第二に相当する知識 (梅原・山田著「曲線と曲面」(改訂版) の§1から§10 程度の内容),およ
び3次元空間形の基礎的な事項(MTH.B2406_ 幾何学特別講義) を前提とする.

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

kotaro[at]math.titech.ac.jp

オフィスアワー

設定しない. 必要に応じて教室か電子メイルでコンタクトをとること.

その他

講義内容,成績評価の詳細は,講義webページ http://www.math.titech.ac.jp/~kotaro/class/2017/geom-b にて公開する.

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