2022年度 微分方程式概論第二   Differential Equations II

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開講元
数学系
担当教員名
二宮 祥一 
授業形態
講義    (ライブ型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火7-8(H113)  
クラス
-
科目コード
MTH.C342
単位数
1
開講年度
2022年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2022年3月16日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

 主に非線形の微分方程式に関する理論について解説する.本講義では、微分方程式の初期値問題の解の存在と一意性,パラメータ依存性,有限次元力学系の理論などについて解説する.本講義は、直前に行われる「微分方程式概論第一」の後に続くものである.

 微分方程式は数学のあらゆる分野で現れる基礎的な概念である.解の作る空間は代数的な構造を持ち、解の存在定理は様々な幾何学的、解析学的な興味深い対象物を与える.これらへの入り口となるのがこの講義である.

到達目標

本講義では、常微分方程式(未知変数が1つの微分方程式)の基礎理論とその応用について学ぶ。常微分方程式は,各種の自然現象や物理法則を記述し,その解法と理論は数学的にも応用上も重要である。この講義では,常微分方程式の解法と,解の定性的な挙動を調べるための理論について解説し,その理学および工学への応用についても解説する.

キーワード

求積法, 線形常微分方程式, 演算子法

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

通常の講義による.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 求積法 1 講義中に指示する
第2回 求積法 2 講義中に指示する
第3回 線形微分方程式: 解の構造 講義中に指示する
第4回 線形微分方程式: 定数係数 講義中に指示する
第5回 線形微分方程式: 特殊な方程式 講義中に指示する
第6回 演算子法 1 講義中に指示する
第7回 演算子法 2 講義中に指示する

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

講義中に指示する.

成績評価の基準及び方法

中間試験,期末試験などにより,総合的に評価する。詳細は講義中に指示する.

関連する科目

  • MTH.C341 : 微分方程式概論第一

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

微分方程式概論第一を履修していることが望ましい.

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