2016年度 応用解析序論第一   Applied Analysis I

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開講元
数学系
担当教員名
米田 剛  小野寺 有紹  米田 剛 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水3-4(H112)  
クラス
-
科目コード
MTH.C211
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2016年1月11日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

 複素解析の基礎から始めてフーリエ級数を導入し,いくつかの例についてフーリエ級数の計算方法について説明する.本講義は、引き続き行われる「応用解析序論第二」に続くものである.
 複素数は数学における基本言語の一つであり、適用範囲の広い概念である。一方で複素数はあまり日常生活では出てこない概念であるため、多くの初学者にとっては理解しにくいものである。本講義では、複素数の基本的な性質とその応用を紹介し、直感に頼ることの少ない純粋な論証をおこない、最後に、複素数を使った級数展開の典型例も学ぶ。

到達目標

本講義では複素解析学の基礎とフーリエ級数論について学ぶ。理工系のほとんどの分野で重要な役割を果たすフーリエ級数とフーリエ変換の定義と性質について理解し,またその計算方法について学習する.

キーワード

複素数、正則関数、コーシーリーマンの関係式、ダランベールの収束判定法、べき級数、三角級数、フーリエ級数展開

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

各回の授業内容をよく読み、課題を予習・復習で行って下さい。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 複素解析序論,四則演算、複素平面、オイラーの公式 講義中に指示する
第2回 べき級数、三角級数, 講義中に指示する
第3回 フーリエ級数展開 講義中に指示する
第4回 収束性,ギブス現象 講義中に指示する
第5回 正弦展開と余弦展開 講義中に指示する
第6回 複素形式のフーリエ級数展開 講義中に指示する
第7回 一般区間におけるフーリエ級数 講義中に指示する
第8回 多変数関数のフーリエ級数,理解度確認 講義中に指示する

教科書

未定

参考書、講義資料等

使用しない

成績評価の基準及び方法

期末試験(50%)および中間試験(50%)

関連する科目

  • ZUA.C201 : 解析概論第一
  • ZUA.C203 : 解析概論第二
  • MTH.C212 : 応用解析序論第二
  • MTH.C301 : 複素解析第一
  • MTH.C302 : 複素解析第二

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

微分積分学第一・演習、微分積分学第二、微分積分学演習第二の履修済みであることが望ましい。

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