博士論文の自然科学的・工学的な重要性だけでなく,社会の中のどのような要求に基づいてどのような課題の解決に資する研究となっているのかについて考察し,それを社会に対して説明できることを目的とする.
新規事業創造、ファイナンス、マーケティング、政策論、計量経済学などの社会科学的知識やスキルに基づき、自らの研究開発や事業設計の社会的経済的価値について他者に説得的に説明し、価値の共創を主導できると供に、グローバルにリーダーシップを発揮できる能力(専門性や人間性)
新規事業創造、ファイナンス、マーケティング、政策論、計量経済学,社会的価値
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
自分の研究が価値を発現するための社会的・経済的前提は何か、あるいは価値の発現の障壁となるものは何か、など社会の中での研究の価値を考察する考え方の方針についてガイダンスを通じてヒントを与える.これに基づいて自らの博士論文研究の社会における価値や答えようとする社会的課題,研究の達成より期待される波及効果や社会へのインパクトについて考察する.適宜,社会人メンターとのディスカッションを通じて内容のとりまとめを行い,最終的にレポートとしてまとめる.
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ガイダンス | レポートの取りまとめ方についてヒントを与える. |
特になし.
特になし.
提出されたレポートに基づいて合否判定を行う.
エネルギー・情報卓越教育院に所属していること.自らのキャリアパスに基づいて「InfoSyEnergyプロダクトサービスデザイン」「プロフェッショナルと価値創造」「InfoSyEnergy政策立案ワークショップ」のいずれかを履修済みであることが望ましい.
自身の博士研究の結論が見えた時点で、履修することを意図した科目である。