オフキャンパス教育は、グローバルリーダー教育課程の道場教育や在籍するコースでの専門教育を通して身に付けつつある能力・知識を実社会で試し、どこまでが通用し、さらに何を学ぶべきかを認識するためのものです。国内外の企業や研究機関において実務的なプロジェクトに携わり社会的に意義のある成果をあげるリーダーシップ・オフキャンパスプロジェクトの実施に先立ち、オフキャンパス導入では、担当教員と議論しつつ、学生のキャリアプランや想い描くリーダー像に合致した派遣先とプロジェクトの方向性を決定し、派遣先への受け入れ交渉、プロジェクトの企画と調整を行い、さらにプロジェクトを遂行するために必要な事前準備を行います。
本講義の履修を通して、学生が自身のキャリアプランを明確に意識するとともに、実社会の求めるプロジェクトのあり方とその中でのリーダーシップを理解し、さらには派遣先等との交渉力や合意形成力を高めることを目指します。
本科目の履修を通して以下の能力を身に付けることを目標とします。
(1) キャリアプランを明確に意識できる。
(2) 社会の求めるプロジェクトを企画し、そのなかでのリーダーシップを理解できる。
(3) 派遣先等との交渉に際して、実社会で通用する交渉力・合意形成力を発揮できる。
キャリアプラン、実務的プロジェクト、交渉力
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
オフキャンパス導入は、道場教育での取組状況や在籍するコースにおける論文研究の進捗状況等を勘案し実習開始予定時期を想定した上で、担当教員にコンタクトすることから始めます。担当教員との間で、キャリアプランと希望する派遣先、想定するプロジェクト内容についての検討を複数回繰り返し、内容が明確になった時点で担当教員等の助力も得ながら、派遣先への受け入れ交渉とプロジェクト内容の調整を行います。プロジェクト内容が確定した後は、それを実施するための準備を担当教員と相談しながら実施します。
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ・キャリアプランの確認 ・希望派遣先と想定するプロジェクト内容の確認 ・プロジェクト内容の精査 ・派遣先との交渉 ・プロジェクト実施のための準備 | 自身のキャリアプランを明確に意識し、論文研究等の進捗状況を勘案したタイムマネジメントのもと、実習開始時期を明確に想定する。 社会的意義・キャリアプラン・リーダーシップとの関連を認識しながら、実務的プロジェクトを発案する。 希望派遣先と受け入れの可否、プロジェクト内容に関する交渉を行う。 決定したプロジェクト内容に合わせて、事前に準備しておく内容を理解し、準備を実施する。 |
指定しない
指定しない
キャリアプランの意識、プロジェクトの企画とリーダーシップの認識、派遣先等との交渉力などの到達目標の達成度を総合的に評価します。
グローバルリーダー教育院に所属し、道場教育を履修していること。
科学技術系・人文社会系道場導入および同グループワークを修得していることが望ましい。
プロジェクト内容の調整、派遣先との交渉に時間を要する場合があるので、履修希望者は想定する実習開始時期から十分余裕を持って本科目を履修してください。