科学技術系道場修了プロジェクトは、科学技術系道場における仕上げとして、社会に新たな価値を生み出す科学技術の発展を背景に、グローバル社会における課題を認識し、その解決とイノベーションを牽引するためのソリューションを提示し、自らその実効性を実証することによって、リーダーシップを高めるための科目です。
学生は、所属する道場ごとに、自ら解決すべき課題を設定し、社会からのフィードバックを得ながらソリューションを導き、それをインパクトのある形で社会に実装して評価を受けるプロジェクトを遂行します。これによって社会に認められるリーダーシップについての理解を深め、それを実現するための心構えを身に付けることを目的としています。
本科目の履修を通して以下の能力を身に付けることを目標とします。
(1) グローバル社会に新たな価値を創造するイノベーションを設定し、それに対するソリューションを導くことができる。
(2) ソリューションに対して社会からのフィードバックを受け、より現実的なものに改善できる。
(3) ソリューションをインパクトのある形で社会に実装するプロジェクトを遂行できる。
(4) プロジェクトの遂行に際して他者を巻き込んでリーダーシップを発揮できる。
齋藤道場:プロジェクト、グループワーク、ものつくり、起業
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
授業の進め方は、道場のカラーやプロジェクトの内容によってさまざまですが、課題とゴールの設定を期初に行い、道場主への報告、相談を密にしながら授業期間内に社会からのフィードバックを得る活動、社会への実装と評価を含めてプロジェクトを完遂します。社会との連携に際しては課外の活動が求められることがあります。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 課題とゴールの設定 | 各授業内で指示する |
第2回 | ソリューションの導出と社会からのフィードバックによる改善 | |
第3回 | ソリューションの導出と社会からのフィードバックによる改善 | |
第4回 | ソリューションの導出と社会からのフィードバックによる改善 | |
第5回 | ソリューションの導出と社会からのフィードバックによる改善 | |
第6回 | ソリューションの導出と社会からのフィードバックによる改善 | |
第7回 | 社会へのインパクトのある形での実装と評価 |
指定しない
随時授業内で示す
イノベーション創出に向けたソリューションの提示と社会からのフードバックによる改善、インパクトのある形での社会への実装等のプロジェクトの取り組み状況と、それにおけるリーダーシップの発揮状況を総合的に評価する。
科学技術系道場導入A〜Dのいずれか、ならびに科学技術系道場グループワークSまたはFを修得していること。