理工系学生を含む、あらゆる生活者にとって、働くにあたって保障された/されるべき基本的なルール、すなわちワークルールを理解し、最低限活用し、自分と職場を守ることが重要な時代を迎えている。本講義では、日本の労働組合のナショナルセンターである連合の協力のもと、「理工系学生のためのワークルール入門Ⅰ」で学ぶ憲法や法律で定められた、そして日々の生活、アルバイト先、就職等ですぐに活用できるごく基本的なワークルールを再確認し、それらの応用例、職場での実践例をゲストレクチャーとグループワークを通して学習する。なお履修にあたって、高等教育以後で学ぶ人文社会科学的な知識を前提としない。本科目はキャリア科目の指定を受けている。また社会・人間科学系のミニコースとしての履修も認められる。
1. 働く上で必要となる基本的な法律や決まり(ワークルール)、さらにそれらの応用例や職場での実践例に関心をもち、自ら学習し、実践できる。
2. ワークルールや労働組合の社会実践例を踏まえ、日々の生活や就職活動、就業後等に実践できる。
ワークルール、労働基本権、労働組合、社会学
専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
本講義は主にゲストレクチャーと振り返りのためのグループワークで構成される。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | イントロダクション(西田) | 適宜、指示する |
第2回 | 「働くこと」について考える | 適宜、指示する |
第3回 | ケーススタディ①職場の意見を集める | 適宜、指示する |
第4回 | 論点整理①(西田) | 適宜、指示する |
第5回 | ケーススタディ②働き方と賃金 | 適宜、指示する |
第6回 | ケーススタディ③グローバル化への対応 | 適宜、指示する |
第7回 | 総括講義(連合会長) | 適宜、指示する |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
とくになし(適宜、資料を配布する)。
とくになし(適宜、資料を配布する)
授業へのコミットメント(10%)、授業内課題(30%)、最終課題(60%)
とくになし
nishida.r.ac[at]m.titech.ac.jp
金曜12時20分〜13時15分(要事前連絡)
・講義中は授業担当教員(講演者含む)より解説や質疑応答等を実施する。
・本講義は大岡山キャンパスよりポリコム等の遠隔講義システムを用いた同時中継型の遠隔授業である。