2019年度 プロフェッショナルと価値創造 I   Professionals and Value Creation I

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開講元
リーダーシップ教育課程
担当教員名
山田 圭介 
授業形態
演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等 (S6-309B, J3-309)  
クラス
-
科目コード
TAL.S502
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2019年3月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

国内外を問わず、大企業、ベンチャー、NGO/NPO、マスコミ、政府、学術など各界で、最新・最先端の課題への価値創造(イノベーション)を行っているプロフェッショナルの方々からの話題提供をベースに、参加学生は、自身の目的とする情報をできるだけゲストから引き出すようにする。現在社会で起こっている課題につき多面的な見方、日々の価値創造業務の面白さを、実感する機会とするとともに、将来のネットワーク拡大に資する。基本的には、毎期、ゲストスピーカーは変更する。今期(2019年2Q)のゲストスピーカーは、下記「授業の進め方」に記す。

到達目標

自分の周辺での見方、考え方が全てではなく、他者との価値観の相違を認識し、社会の活動が、多様な価値観で形成されていることを理解する。単に、経験者の話を聞くことが目的ではなく、何を目的に業務にあたっているかを理解する。事前学習を通して、ゲストから欲しい情報を引き出すための準備の重要性を認識する。

キーワード

多様性、ネットワーク、価値創出

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

ゲストスピーカーから、業務の最新トピック、最新の開発状況、現状業務の問題点、活動目標・概要、等話題提供を受け、それをもとに、ゲスト・学生のディスカッションを行う。
各ゲストスピーカー来校の数日前に、事前学習会を行う。事前学習会では、担当学生が、ゲストの所属企業概要、活動概要等の調査し、学生間で情報シェア。また、どのような情報をゲストから引き出したいかを、学生ごとに整理しておく。通常は1回につき2時間を予定。尚、学生の担当決めは、オリエンテーションで行う。
今期のゲストスピーカーおよび、話題提供の概要は、下記の通り。
1. エヌビディア コーポレーション(米国)、マーケティング・マネージャー 矢戸 知得 氏
(1) テーマ:NVIDIA社開発GPU並列処理プラットフォームを活用したAIアプリケーションの拡大
(2) 概要:米国カリフォルニア州サンタクララに本社を持つNVIDIA Corporationは、高性能PC向けグラフィックボード(GPU)で市場を席巻し、並列コンピューティングに革新をもたらしました。最近では、「AIコンピューティングカンパニー」としてGPUディープラーニングのリーダー的役割を担っています。本学のスーパーコンピュータTSUBAMEは、同社のGPUを使用しています。矢戸氏は、システムの並列処理をGPUで高速化する同社のAIコンピューティングプラットフォームの販売促進を担当されています。道場では、ディープラーニング技術が実際にはどのような位置にいるのか、具体的な課題にNVIDIAはどのように取り組んで行くのか、を中心に、最新のお話を提供いただく予定です。
2. AGC株式会社 執行役員 技術本部商品開発研究所長杉本直樹 氏
(1) テーマ:AGCにおける新事業開拓と研究開発
(2) 概要:市場軸及び技術軸からの見た時のAGCにおける新事業開拓について議論する。新市場や新技術を獲得する手法としてのM&A、スタートアップやベンチャーキャピタル(VC)との関係、ジョイントデベロップメント(JD)などについて、具体例を織り交ぜながら紹介する。また、マーケティングや研究開発の考え方についても最近の実例を紹介して議論したい。
3. TBD
(1) テーマ:TBD
(2) 概要:TBD

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 オリエンテーションおよび担当決め
第2回 事前情報シェア:nVIDIA 担当チームによる事前調査内容の発表
第3回 nVIDIA社開発プラットフォームを活用したAIアプリケーションの拡大 ゲストスピーカー:矢戸 知得氏、NVIDIA Corporation
第4回 事前情報シェア:AGC 担当チームによる事前調査内容の発表
第5回 AGCにおける新事業開拓と研究開発 ゲストスピーカー:AGC株式会社 執行役員 技術本部商品開発研究所長杉本直樹氏
第6回 事前情報シェア:TBD 担当チームによる事前調査内容の発表
第7回 TBD

教科書

なし

参考書、講義資料等

なし

成績評価の基準及び方法

1. 事前情報シェアでの積極的な貢献(35%)
2. 出席とゲストスピーカーへの積極的な質問(35%)
3. ゲストスピーカーから欲しい情報を聞き出す姿勢(30%)

関連する科目

  • TAL.W501 : リーダーシップ・グループワーク基礎
  • AGL.D615 : 人文社会系道場導入A

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

リーダーシップ教育院(ToTAL) 特任教授 山田圭介:yamada.k.be[at]m.titech.ac.jp

その他

1. 場所は、ゲストスピーカーの都合により、大岡山開催、または、すずかけ台開催だが、大岡山開催の場合はすずかけ台からのリモートアクセス、すずかけ台開催の場合は、お岡山からのリモートアクセスが可能。
2. 招聘するゲストスピーカー候補者に関する要望を受け付ける

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