2019年度 リーダーシップ入門 D   Introduction to Leadership D

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
リーダーシップ教育課程
担当教員名
MELDRUM MARTIN 
授業形態
演習
曜日・時限(講義室)
火7-8(S511)  
クラス
D
科目コード
TAL.W401
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2019年3月18日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
アクセスランキング

講義の概要とねらい

学生それぞれが「リーダーシップ」という概念を構築し理解することを目標とする.「リーダーシップ」と「マネージメント」の違いに留意しつつ,既存の考え方の枠組みの有効性を検証する.問題解決,アイディア創出,イノベーションなどの場面にグループで対する際の議論の技法を学ぶ.学生同士の相互作用による学びあいのプロセスを通じて,協働と協創のコツを体得することをねらう.

到達目標

リーダーシップが発揮されるべき状況に関わる種々の概念を理解する.様々な場面において発揮されるべきリーダーシップのスタイルを知り,柔軟に適用する必要性を理解する.講義で学んだ技法の有効性を学生自身が判断し,状況に応じて使い分ける力を身に着ける.

キーワード

リーダーシップ,ディスカッション,ワークショップ,ファシリテーション,合意形成,問題解決

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
-

授業の進め方

講義の始めに,各トピックについてグループディスカッションを行う.全学生が何らかのアイディアを出し,インプットすることを求められる.学生が,各回のテーマと技法を深く分析し,学んだことを総合し,グループで結論を導くことを促すために,教員はファシリテーター役を務める.ビジネススクールのケースメソッドに類するアプローチを用いることにより,グループで解決方法を見出し,それを各学生が自分達で学び取ったと実感できることを目指す.この授業の要諦は‘learn by doing’ である.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション,相互インタビュー,他己紹介(「えんたくん」導入を含む) チーム作りやコミュニケーションの起点,プロジェクトの推進などに役立つ様々な技法について,どのように役立つのかを学び,鍵となる用語の意味を理解する.
第2回 リーダーシップについての考察,問題解決プロセス(問題定義,選択肢の評価,解決法の根拠づけ)について,ワールドカフェの導入 議論によって,アイディア評価,問題解決,新規手法や商品の創出を行う方法,さらに,特に文化規範を扱う際に表出するこれらの手法の限界について理解する.
第3回 合意形成ワークショップ (1) 倫理的ジレンマ問題などを用い実際上の問題を扱う.問題の分析にあたり,主観的な観点(情緒的な議論)と客観的な観点(論理的プロセス)のどちらに立脚するかを選択すること.客観的な分析技術として特にゲーム理論やマトリックス法を用いる. 理性と論理のみに基づいて議論するよりも情緒的側面を議論に取り入れることが有効なケースやその理由を理解する.客観的手法によって感情的議論の弊害を低減できること,一方でそうすることが望ましいか熟慮すべきであることを理解する.
第4回 合意形成ワークショップ (2) 前週に選択した観点と逆の見方で倫理的ジレンマ問題を議論する.情緒的/主観的議論と倫理問題について,意思決定やリーダーシップと関連させてより深く考察する. 客観的な議論の手法に対し主観的な手法がより有効であるケースを認識できる.二つの異なる観点を使い分けることができる.
第5回 実践的思考法:ブレインストーミング,デザイン思考,直感的方法の導入 グループで助け合って独自のアイディアや問題解決の新しい方法を生み出すことができる.
第6回 これまでの演習を振り返る.心理学と言語学の見地を参照してリーダーシップの方法論を分析する. 心理学と言語学の見方について,動機付けや着想を促すリーダーシップにどのように生かせるか考える.
第7回 ピアレビュー:リーダーシップについてのレポートを学生同士で相互批評する. お互いのレポートにフィードバックを与える.ピアレビュープロセスの長所と短所を考察する.
第8回 プレゼンテーション,全体の振り返り 最終評価が与えられる.

教科書

指定なし.必要に応じて資料を配布する.

参考書、講義資料等

指定なし.講義中にいくつか推薦図書を紹介するが必須の課題とはしない.

成績評価の基準及び方法

毎回の授業参加への取り組み,改善と,最終プレゼンテーションで評価する.高い学修意欲,良いコミュニケーション,リーダーシップ能力を示せば単位が与えられる.

関連する科目

  • TAL.W501 : リーダーシップ・グループワーク基礎
  • TAL.W601 : リーダーシップ・グループワーク実践
  • TAL.W611 : リーダーシップ・グループワーク発展

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特に設けないが,TOEFL 450点 (TOEFL iBT 45点),TOEIC 700点 または英検準1級以上の英語力があると望ましい.

このページのトップへ