2018年度 ウェルビーイングとマインドフルネス   Well-being and Mindfulness

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開講元
リーダーシップ教育課程
担当教員名
中野 民夫  札野 順 
授業形態
演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火9-10(西9-714)  
クラス
-
科目コード
TAL.S405
単位数
1
開講年度
2018年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2018年4月4日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

新しい時代に求められるリーダーシップとは何か?人と組織の幸せ(ウェルビーイング)を実現するための道を、Google社の事例等を参考に科学的な知見に基づいて学ぶ。また、身体と呼吸と心を調えて、今ここのありのままに目覚める「マインドフルネス」について体験的に学ぶ。

到達目標

・人と組織の幸せ(ウェルビーイング)について理解し、自ら歩み出せるようになる。
・今ここのありのままに気づくマインドフルネスの実習を通して、自己認識が深まる。

キーワード

ウェルビーイング、ポジティブ心理学、マインドフルネス、瞑想、自己認識(セルフアウェアネス)、新しいリーダーシップ

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

二人の教員(札野・中野)のコラボレーションで進める。主に札野が「ウェルビーイング」についての理論的な話を、主に中野が「マインドフルネス」に関する実習とグループワークを担当する。頭・心・体の全体をフルに使う、参加体験型のワークショップスタイルで進める。初めての新しい試みなので、受講生の様子や要望を踏まえて練り上げていきたい。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 オリエンテーション:ウェルビーイングとは何か。マインドフルネス入門。 配布するテキストの予習。学んだことの復習と実践。
第2回 マインドフルネス①:内側を感じるとは?調身調息調心、ボディスキャン 配布するテキストの予習。学んだことの復習と実践。
第3回 ウェルビーイング①:ポジティブ心理学とウェルビーイング 配布するテキストの予習。学んだことの復習と実践。
第4回 マインドフルネス②:ヨーガと瞑想の実習 配布するテキストの予習。学んだことの復習と実践。
第5回 ウェルビーイング②:Well-being を目指す組織とは:Googleなど先進企業や世界での取り組み 配布するテキストの予習。学んだことの復習と実践。
第6回 マインドフルネス③:歩く瞑想とマインドフルリスニング、日常生活へ 配布するテキストの予習。学んだことの復習と実践。
第7回 ウェルビーイング③:新しい時代の科学技術倫理 最終レポートを書く
第8回 総まとめ:受講生の最終レポートシェア大会 学んだことの日常生活での実戦

教科書

特になし(必要なテキストは配布する予定)

参考書、講義資料等

『ポジティブ心理学の挑戦』(マーティン・セリグマン著、ディスカヴァー、2014)
『ポジティブ心理学が1冊でわかる本』(イローナ・ボニウェル著、国書刊行会、2015)
『サーチ・インサイド・ユアセルフ』(チャディー・メン・タン著、英治出版、2016)
『微笑みを生きる』(ティク・ナット・ハン著、春秋社、1995)

成績評価の基準及び方法

積極的な参加(宿題、実習、グループワーク、フィードバックシート含む):80%
最終レポート:20%

関連する科目

  • なし

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

自分自身の心身の健康や幸せ、他者や社会の福祉や公正、持続可能な社会のためのリーダーシップ、などに関心ある学生の積極的な参加を期待します。

その他

新しいリーダーシップ教育院にふさわしい授業を新設しようと、札野と中野で協働を試みる実験的な授業です。人間の身体や心の可能性について、楽しく深く体験的に学べる場になると思います。お楽しみに。

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