環境において、化学物質の問題は、資源確保、汚染除去の観点から重要である。物質の有効利用は、プロセスのみならず、物質の反応も重要な因子である。本講義では、資源、大気、物質の有効利用法をプロセスおよび反応論の観点から解説する。
資源、大気、物質の有効利用について、最先端の処理技術を理解する。
第1回 高分子の分解と回収 (斎藤:有機・高分子物質専攻)
第2回 生分解性高分子 (斎藤:有機・高分子物質専攻)
第3回 CO2吸着材量設計 (斎藤:有機・高分子物質専攻)
第4回 金属材料回収(都市鉱山) (中川:電子物理工学専攻)
第5回 課題作成1
第6回 自己学習
第7回 環境触媒概観 (山中:物質科学(応用化学)専攻)
第8回 自動車排ガス処理触媒 (山中:物質科学(応用化学)専攻)
第9回 水資源の有効利用:上水・下水、工業用水処理技術に関して (山口:化学環境学専攻)
第10回 硫黄除去触媒(脱硫触媒)および酸化窒素除去触媒(脱硝触媒) (山中:物質科学(応用化学)専攻)
第11回 自己学習
第12回 ホルムアルデヒドなどの有害化学物質処理触媒の詳細と作用機構 (山中:物質科学(応用化学)専攻)
第13回 水の淡水化技術 蒸発法、逆浸透膜法 (山口:化学環境学専攻)
第14回 高度上水処理技術 吸着技術、膜分離技術、化学分解技術 (山口:化学環境学専攻)
第15回 課題作成2
資料は適宜OCW-iにて公表する
なし
出席と課題作成1、課題作成2により評価する。
課題作成1、2は講義開始時に課題を発表し、講義時間内に講義室内でレポートを作成し、提出する。
遠隔授業のため、大岡山、すずかけのどちらで受講してもよい。
講義資料はOCW-iにて配布するので、受講生は履修登録の上、OCW-iより各自ダウンロードすること。