科学技術と社会の界面に生じる問題を、毎回テーマを変えて、その分野のエキスパートが講義する。
科学技術が社会に引き起こす問題にどのように対処すればよいのかを、理工学を社会で実践する立場から考える。具体的には、技術者倫理や科学技術政策、経済学のような人文社会学的アプローチ、さらに、ユニバーサルデザインやLCA、バイオミメティックス等工学的アプローチについても学ぶ。これによって、問題に取り組む複眼的な視点を得ることを目指す。
授業を実施する日程が変則なため、授業の事前説明会および説明会で詳細に説明する。なお、事前説明会は予備的な説明のため、これに出席できない場合も、授業を取得することができます。
中島秀人編著『エンジニアのための工学概論』(ミネルヴァ書房)
GCOEの科目であった科学技術社会論I,IIを履修した者は、内容が重なるので履修できません。なお、環境エネルギー協創教育院の関係者については、GCOE科目で取得した単位の振り替えが可能な場合がありますので、協創教育院にお問い合わせください。
出席および学期末のレポートにて行う(重みはほぼ半々を予定)。
連絡先等は中島秀人のホームページを参照してください。