ラテン語第二   Latin II

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担当教員
中村 克孝 
使用教室
月5-6(文明センター)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
22014
シラバス更新日
2012年9月25日
講義資料更新日
2012年9月21日
学期
後期

講義概要

 後期で、指定教科書の残り五分の二を学習する。
 前期と同様に、各回の授業で指定教科書の2〜3講(章)を学習し、古典ラテン語の基礎文法の学習・習得に努める。
 前期と同様に、教科書学習の約20課(章)毎に、課題レポートが課される。
 [課題レポート: 教科書の各課(章)のラ - 和訳の問題10題の和訳、各文中の下線部の単語/熟語の形態・用法を明確に説明する。]
 学期末に、単位認定試験が行なわれる。
<注意> 前期・後期共に、欠席数が全授業回数の1/4以上となった場合、学期末の定期試験を受けられなくなり、単位認定が出来なくなるので、注意が必要である。

講義の目的

 豊富な各課の練習問題を地道にこなしていくことを通して、古典ラテン語の文法の基本を習得し、古典期の散文・韻文・喜劇・歴史書などをラテン語原典で読みこなせるような力を養う。

講義計画

第16回 ・所有形容詞および強意代名詞 ipse
・動詞活用(12): 完了・過去完了の接続法能動および受動相
・間接疑問文における接続法
第17回 ・条件文(1)- 事実に反対の仮定をする
・条件文(2)- 仮想の場合と予想の場合
第18回 ・動詞活用(13): 不定詞(1)- 完了能動および受動相 . 対格不定詞節
・動詞活用(14): 不定詞(2)- 未来能動および受動相
第19回 ・関係代名詞
・動詞活用(15):  非人称動詞
第20回 ・動詞活用(16): 分詞(1)- 現在能動相
・動詞活用(17): 分詞(2)- 完了受動相、未来能動相
・状況を示す分詞
第21回 ・奪格の独立的用法
第22回 ・形容詞の比較
・形容詞の不規則な比較
第23回 ・数詞
・動名詞( gerund )
第24回 ・動形容詞( gerundive )
・動名詞の代わりに用いられる動形容詞
第25回 ・動形容詞( gerundive )
・動名詞の代わりに用いられる動形容詞
第26回 ・目的分詞( supine )
第27回 ・復習と初級原典講読 (1)
第28回 ・復習と初級原典講読 (2)
第29回 ・復習と初級原典講読 (3)
第30回 ・復習と初級原典講読 (4)

教科書・参考書等

田中利光(著)「ラテン語初歩」改訂版(岩波書店)

関連科目・履修の条件等

第一を履修していない者は、担当講師に受講の是非を相談すること

成績評価

試験(50%)、レポート(30%)、その他(20%)

担当教員の一言

暗記する必要のある課題の多い教科なので、予習・復習は言うに及ばず、さらに各自及びグループ学習で反復練習する時間を確保することが望まれる。

その他

連絡先:世界文明センター(内線3892)

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