3.11を境に歴史区分は「戦後」から「災後」へと移った。「坂の上の雲」を追っ て近代化を果たしたにも関わらず日本はいつどこで道を誤ったのか。「想定外」の原発事故を惹起した戦後社会とは何だったのか、「3.11」の意味や東京電力の経営体質も検証する。また、思想や歴史だけでなく、 天然ガス発電所プロジェクトなど、首都・東京で実際に推進している政策を分析しながら講義を進めていく。
日本人は「空想と感傷」に浸されやすい。現実に起きている自称に対応できる言葉の力を育てたい。
第1回 ガイダンス
第2-7回 講義
都庁や関連施設の見学も予定しています。
猪瀬直樹『ミカドの肖像』小学館文庫
猪瀬直樹『決断する力』PHP新書
人数制限をする場合があるので、一回目の授業(4/9 共通ガイダンス)に必ず出席すること。
レポートおよび出席点。
連絡先:世界文明センター(内線3892)