コミュニケーションスキル演習I   Communication Skill

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担当教員
増沢 隆太  高木 正明 
使用教室
集中講義等 (W332 ほか)  
単位数
講義:0  演習:1  実験:0
講義コード
99310
シラバス更新日
2012年3月22日
講義資料更新日
2012年3月14日
学期
後期

講義概要

理系人、それも博士としての知見をしっかりと組織内において共有できるコミュニケーション能力を、技術とその構造理解において、実践的に修得することを目指す。
コミュニケーションは「雄弁術」ではなく、必ず双方向で成り立つものであるという構造理解、「相手が」理解できるロジックの構築、そのコミュニケーションの戦略性等を総合的に習得する。これはビジネスの場で求められるコミュニケーションであることはもちろん、アカデミアを含めたあらゆる環境において、効率的かつ戦略的な思考が鍛えられるものである。

(H24年度受講希望の人向け追加情報)
就職活動が厳しくなっているのはすなわち企業の置かれている経営環境が厳しさを増しているからである。就職は「内定で終わり」のはずがなく、せっかく入社できた会社を3年未満で退職すれば、一生の履歴となって残る。「テンプレ」で乗り切れるような緩い企業はますますこうした環境下での生き残りは難しくなっており、ロジック構築能力はさらに増して重要度を高めている。
″Transferable skills″として求められている、コミュニケーション能力とは何かを解説したい。

講義の目的

・キャリアデザインの視点から、「上手な話し方」や「雄弁術」ではなく、ビジネスで求められる、実践力あるスキル修得を目指します。(増沢特任教授)
・英語でのコミュニケーション・プレゼンテーションのあり方についても修得します。(高木特任教授)
コミュニケーションの根本はロジックの構築にあり、ロジカルシンキングが出来なければ、どのようなテクニックも付け焼刃で応用が利きません。「なぜか」を追求することで、「ノウハウ」ではなく「構造理解」をすることで、ビジネスでもアカデミアでも、どのような場面においても応用できる、実戦的な能力涵養を目指します。

講義計画

時間はすべて10:30~12:00
10月8日(土)大岡山 西3号館W332
10月15日(土)すずかけJ232講義室
10月29日(土)すずかけJ232講義室
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この日のみ(高木先生)
11月29日(火)18:00~21:00大岡山 西3号館W332
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1月21日(土)大岡山 西3号館W332
1月28日(土)大岡山 西3号館W332

教科書・参考書等

特になし
講義動画はこちら(「講義ノート」タブからもリンクしてます)
http://www.ocw.titech.ac.jp/index.php?module=General&action=T0300&GakubuCD=250&GakkaCD=250045&KougiCD=99310&Nendo=2011&Gakki=2&lang=JA&vid=05

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

発表および出席

担当教員の一言

ノウハウでコミュニケーション能力を高めることは出来ません。構造を理解しなければコミュニケーションは成り立ちません。
「コミュニケーションスキル」は、学生に対し企業が常に求める能力の第1位であり続けています。しかしこれは学生にコミュニケーション能力が乏しいのではなく、実は企業においても若手社員はもちろん、管理職研修においても「コミュニケーション能力向上」は常に求められる、永遠のテーマとなっているのです。人事コンサルタントとして、企業研修でのコミュニケーショントレーニングで実践している内容を東工大生向けにアレンジし、誰でも気軽に参加できます。実際の採用面接や企業への採用指導・コンサルティング、東工大等での面接練習やES指導等、何千件もの実績に基づいて、実践性の高い講義を目指します。

連絡先(メール、電話番号)

問合せはこちら:productiveleader@jim.titech.ac.jp         
http://www.productiveleader.jim.titech.ac.jp/

オフィスアワー

平日9時~17時。外出、会議等で不在も多いので必ずメールで連絡のこと。

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