この授業では科学技術コミュニケーション論を構成する諸分野の理論について紹介する。あわせて,アウトリーチをはじめとした対話活動に必要とされる対人的・言語的スキルの演習を行う。本講義と連携する前期科目である国内インターンシップ・海外インターンシップ参加希望者は、本講義を履修することが望まれる。
この授業では、科学者としての地歩を固めつつある大学院の学生を対象に科学技術コミュニケーション論を構成する諸分野の言語理論について紹介するとともに、アウトリーチをはじめとした対話活動に必要とされる対人的・言語的スキルの演習を行う。後期に予定されている科学技術コミュニケーションの実践の場に入っていくための理論とスキルを身に付けることを目的とする。本講義と関連する前期科目である国内インターンシップ・国外インターンシップの派遣希望者は、本講義を履修することが望まれる。
講義は以下の項目を行う。授業中に課題を行い、科学技術コミュニケーションの抱える問題を自らの問題とできるように進行させていく。
1 4月16日 西條美紀 科学技術コミュニケーションとは
2 4月23日 野原佳代子 サイエンスを「翻訳」する/インターンシップガイダンス
3 4月30日 石村源生 サイエンスを共有する空間―そのコンセプトと技法
4 5月 7日 坂口美佳子 子どもと共感する たのしい科学
5 5月14日 グループワーク
6 5月21日 グループワーク
× 5月28日 火曜授業振替のため休講
7 6月 4日 グループワーク
参考書: 「科学・技術の現場と社会をつなぐ 科学技術コミュニケーション入門」 培風館 (2009)
関連科目には以下の3科目がある。あわせて履修することが望ましい。
前期科目:科学技術コミュニケーション実践―国内インターンシップ
前期科目:グローバル人材のためのサイエンスコミュニケーション―海外インターンシップ
後期科目:サイエンスカフェ―組織と運営
出席および制作物(科学教材の「企画書」)