サービス科学基礎学   Foundations for Service Science

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担当教員
日髙 一義 
使用教室
土9-10(CIC711)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
36052
シラバス更新日
2015年4月5日
講義資料更新日
2015年3月16日
学期
前期

講義概要

サー ビス科学を学習・研究する上で基礎となる、サービスの経済学的側面、マネジメント的側面、技術的側面、および他の学問領域との関連性を学習する。 経済 的・歴史的位置づけ、サービスの本質、サービス戦略、サービス品質、数理的手法、システム思考、デザイン思考、構成学、サービス思考、サービスマーケティング、サービス工学等のテーマの中から 重要性の高いものを選択し、議論を深めていく

講義の目的

エネルギー、環境、交通、医療、福祉などSocial Service Systemにおける問題解決とイノベーション、情報産業の次世代の成長、ネットワーク社会における新規サービス・ビジネスの創出、企業におけるサービスの研究開発戦略と実践、製造業におけるサービス化戦略と実践、サービス産業の生産性・質の向上など、サービス科学の対象とする領域は多岐にわたる。次世代の社会・経済に資する新しい成長の枠組みとしてのサービス・システムをささえる知識体系として期待の高まるサービス科学を研究するための基礎となる項目に関し、分野横断的に学習する。

講義計画

(予定)
1. 講義概要・導入
2. サービス科学入門
- サービス科学の出現と背景
- イノベーションを生み出すプロセス
3. サービスマネジメントの基礎
-サービスの本質
- 企業におけるサービス戦略
- サービス品質
4. サービス科学とサービス思考
- サービスマーケティング
- サービス工学
- 数理的思考、システム思考、デザイン思考、構成学
- サービス思考
- サービス・モデルとサービス研究のフレームワーク       

教科書・参考書等

(参考書)
Service Management: Operations, Strategy, Information Technology, James A. Fitzsimmon, McGraw Hill Higher Education
Handbook of Service Science (Service Science: Research and Innovations in the Service Economy), Carl J. Schramm他, Springer-Verlag
サービス・マーケティング原理, クリストファー ラブロック他, 白桃書房
サービス・サイエンスの展開―その基礎、課題から将来展望まで, ベルンド スタウス他, 生産性出版
Service Thinking: The Seven Principles to Discover Innovative Opportunities, Hunter Hastings, Jeff Saperstein, Business Expert Press

関連科目・履修の条件等

関連科目の条件は特になし。イノベーションに熱意があることが条件となる。

成績評価

出席、講義への参加・貢献度、最終レポート、の3点により総合的に判断する。

連絡先(メール、電話番号)

東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科教授
日高一義
電話: 03-3454-8946
メール: hidaka.k.ac[at]m.titech.ac.jp

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