コーポレートファイナンス   Corporate Finance

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担当教員
神津 友武 
使用教室
木11-12(W936)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
36022
シラバス更新日
2015年11月16日
講義資料更新日
2015年11月16日
アクセス指標
学期
後期

講義概要

財務担当者、リスク管理担当者がいかに安全で効率よく資金調達、投資活動を行い企業活動を継続していくのか、その結果としていかに企業価値を向上していくのかについて、基本的な理論とその応用を解説する。
また、コーポレートガバナンスの観点も加え、現実社会での国内外企業活動状況について紹介する。

講義の目的

ファイナンス理論の基礎、特に価値評価、投資理論、リスク管理理論等を概説し、それらのコーポレートファイナンスにおける応用を習得する

講義計画

10月8日 ガイダンス / コーポレートファイナンスの基本的問題意識

10月15日 財務諸表分析
財務三表と代表的な財務指標分析

10月22日 ファイナンス数学の基礎1
現在価値、債券数理の基礎、リスク定量化基礎

10月29日 ファイナンス数学の基礎2
イールドカーブ構築、感応度分析の基礎

11月5日 代表的な金融商品投資
債券投資、株式投資等の概要

11月12日 投資理論と実践1
平均分散ポートフォリオ、資本資産評価モデル(CAPM)と企業価値評価

11月19日 投資理論と実践2
企業価値評価、プロジェクト評価の理論と実践

11月26日 投資理論の実践3とM&A戦略立案
証券化商品への投資とM&A実施スキーム、諸問題について

12月3日 企業のリスク管理
ERM、リスクファクターとモデル化について

12月10日 定量的リスク管理モデル
市場リスク、信用リスク管理モデルの理論と実務

12月17日 リスクヘッジ手法1
スワップ取引の概要と評価

12月24日 リスクヘッジ手法2
オプション取引の概要と評価

1月7日 様々なデリバティブ商品
デリバティブ商品の概要

1月21日 資金調達手法と社債・信用格付評価
信用リスク評価手法の理論と実務

1月28日 コーポレートファイナンス理論の現状と課題
実務上のファイナンス理論の課題について

教科書・参考書等

教科書:特に指定しない
参考図書:
(1) ツヴィ・ボディー、ロバート・マートン「現代ファイナンス論」ピアソン・エデュケーション、2001
(2) デービッド・G・ルーエンバーガー「金融工学入門」、日本経済新聞社、2002

関連科目・履修の条件等

基礎的な数学(高校レベル)の理解

成績評価

レポート(2回)

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