企業戦略とイノベーション   Corporate Strategy for Innovation

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担当教員
辻本 将晴 
使用教室
土7-8(CIC913)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
36049
シラバス更新日
2014年4月11日
講義資料更新日
2014年3月18日
学期
前期

講義概要

本講義の目的は、履修者が次の3点を達成できるようにすることである。第一に、経営戦略論の基礎的な概念を理解し、企業戦略とイノベーションに関わる現象の理解に自ら適用できるようになること。第二に、既存の概念を発展させ、現象の新たな側面を提示することに取り組むこと。第三に、独自の解釈に基づいて現実的かつ具体的な提案を含むプレゼンテーションができるようになること。
そのため、履修者は事前にリーディングアサインメント(RA)を読むことが求められる。RAには課題が設定される。そのうえで、講義の前半は担当者による発表を行う。講義の後半は発表に基づくディスカッションを行う。

講義の目的

本講義の目的は、履修者が次の3点を達成できるようにすることである。第一に、経営戦略論の基礎的な概念を理解し、企業戦略とイノベーションに関わる現象の解釈に自ら適用できるようになること。第二に、既存の概念を発展させ、現象の新たな側面を提示することに取り組むこと。第三に、独自の解釈に基づいて現実的かつ具体的な提案を含むプレゼンテーションができるようになること。

講義計画

1. 4月12日 経営戦略論の体系
講義ガイダンス、『経営戦略論の系譜と本質』、ディスカッション
2. 4月19日 ドメイン論
『ドメインの階層性:戦略分析の新しい視角』
3. 4月26日 資源戦略と競争戦略
『日米HPC産業における2つの性能進化 -企業の資源蓄積と競争環境との相互依存関係が性能進化に与える影響-』
4. 5月10日 資源動員
『イノベーションの資源動員と技術進化:カネカの太陽電池事業の事例』

以下は第1回での議論により再構成

教科書・参考書等

参考書籍(主な教科書的書籍,一般的書籍)
・R・A・バーゲルマン、S・C・ウィールライト、C・M・クリステンセン、『技術とイノベーションの戦略的マネジメント (上) (下)』、翔泳社、2007年
・一橋大学イノベーション研究センター,『イノベーション・マネジメント入門』,日本経済新聞社,2001年
・石井淳蔵・奥村昭博・加護野忠雄・野中郁次郎『経営戦略論(新版)』、有斐閣、1996年
・榊原清則『経営学入門(上)』、日経文庫、2002年
・榊原清則『企業ドメインの戦略論』、中公新書、1992年
・ヘンリー・ミンツバーグ『戦略サファリ』、東洋経済新報社、1999年
・D・ベサンコ、M・シャンリー、D・ドラノブ、『戦略の経済学』、ダイヤモンド社、2002年
・P・ミルグロム、J・ロバーツ、『組織の経済学』、NTT出版、1997年
・J・B・バーニー、『企業戦略論【上】基本編 競争優位の構築と持続』、ダイヤモンド社、2003年
・J・B・バーニー、『企業戦略論【中】事業戦略編 競争優位の構築と持続』、ダイヤモンド社、2003年
・J・B・バーニー、『企業戦略論【下】全社戦略編 競争優位の構築と持続』、ダイヤモンド社、2003年
・M.E.ポーター、『競争の戦略』、ダイヤモンド社、1982年
・M.E.ポーター、『競争優位の戦略』、ダイヤモンド社、1985年
・M.E.ポーター、『競争戦略論(1)(2)』、ダイヤモンド社、1999年
・伊丹敬之、『経営戦略の論理 第3版』、日本経済新聞社、2003年
・伊丹敬之・軽部大、『見えざる資産の戦略と論理 』、日本経済新聞社、2004年
・河合忠彦『ダイナミック戦略論―ポジショニング論と資源論を超えて』、有斐閣 、2004年
・B・J・ネイルバフ、A・M・ブランデンバーガー、『コーペティション経営』、日本経済新聞社、1997年
・J・マクミラン、『経営戦略のゲーム理論―交渉・契約・入札の戦略分析』、有斐閣、1995年
・野中郁次郎、竹内弘高『知識創造企業』、東洋経済新報社、1996年
・小川進『イノベーションの発生論理』、千倉書房、2000年
・沼上幹,『液晶ディスプレイの技術革新史 ―行為連鎖システムとしての技術―』,白桃書房,2001年.

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

出席、発表、中間レポート、最終レポート

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