Quality Management   Quality Management

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担当教員
長田 洋 
使用教室
火11-12(W935)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
36045
シラバス更新日
2012年9月21日
講義資料更新日
2012年9月21日
学期
後期

講義の目的

製品やサービスの質を高めるための方法論である品質マネジメントのコンセプト、手法及び実施事例を解説する。次に、現在の品質マネジメントの主な対象である経営品質の評価方法経営品質向上のための戦略策定法など紹介する。また、ケース教材を用い、グループ討論を行い、品質マネジメントの企業経営に果たす役割と実施方法に関する理解を深める。

講義計画

01.企業経営における品質マネジメント
02.品質マネジメントのコンセプトと歴史―QCからTQMへ
03.品質マネジメントシステム(日常管理、機能横断管理、ISO9000)
04.経営戦略と品質マネジメント(戦略的方針管理)
05.品質イノベーションとベストプラクティスの創出
06.ケーススタディ(1)―コマツにおける品質イノベーション― 
グループ討論(1)
07.経営システムと経営品質、CSR、コンプライアンス―経営システムモデルなど―
08.経営品質の評価方法―バランススコアカードなど―
09.品質マネジメントによる競争力強化―シックスシグマ、顧客価値創造など―
10.ケーススタディ(2)―トヨタ自動車の品質マネジメント― 
グループ討論(2)
11.ケーススタディ(3)―インドのデミング賞受賞企業(クリシュナマルチ社)における「Business Excellence through TQM」(英語)―
グループ討論(3)
12.最新の動向とまとめ

以上の各項目について1~2回程度の講義・討論を行う。

教科書・参考書等

・長田洋編著「TQM時代の戦略的方針管理」(日科技連出版社)
・長田洋編著「企業革新を導く経営システムの自己評価」(日本規格協会)
・TQM委員会「TQM-21世紀の総合「質」経営」(日科技連出版社)

関連科目・履修の条件等

藤田薫「これから始める人のための人のTQC入門」(日本規格協会)は必読。この知識をベースにして講義を進めます。

成績評価

2回のレポートとグループ討論結果により評価(提出日:1月初旬、2月上旬)。欠席点は1回につき4点減点

その他

講義スケジュール及び場所
毎週月曜日11-12限(田町CIC913号室)

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