年金基金や金融機関など機関投資家の立場から国際投資戦略に関する基礎的なトピックを考察する.講義の概略は以下の通りである.1. 分散投資,2. 外国為替,3. International CAPM,4. 外国株式,5. 外国債券,6. アセットアロケーション手法,運用リスク管理,運用評価.
年金基金・生命保険会社など機関投資家の立場から国際分散投資の戦略策定に関する基礎的なトピックを考察する。特に実務に用いられている資産価格評価、リスク評価、投資に関わる意思決定プロセスを数理ファイナンスや金融工学の視点から整理することを目指す。必要な確率論、確率過程、確率微分方程式については講義の中で準備する。
1. 外国為替
2. グローバル債権
3. 資産価格付け理論
4. 最適投資戦略
5. リスクマネジメント
大枠はB. Solnik,and D. McLeavey "Global Investments,6/E" に沿うが、適宜講義においてテキストを示す。なお教材については講義前にハンドアウトを用意する。
確率論についての基本的な理解
レポート