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担当教員
中野 張 
使用教室
木7-8(W934)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
36022
シラバス更新日
2011年10月4日
講義資料更新日
2011年9月20日
学期
後期

講義概要

ファイナンス理論の基礎、特に投資理論、現在価値評価、金融工学等を概説する。

講義の目的

ファイナンス理論、特にキャッシュ・フロー評価、資本市場の理論、
デリバティブ理論の修得を通じて、企業の財務意思決定の基礎理論の理解を目標とする。

講義計画

1. ガイダンス・イントロダクション
 講義の目的や進め方などについて
2. ファイナンス数学の基礎(1)
 金利,債券,キャッシュ・フローの基礎について
3. ファイナンス数学の基礎(2)
 金利,債券,キャッシュ・フローの基礎について
4. 現在価値評価
 現在価値の概念を用いてキャッシュ・フローを評価する方法について
5. 基本的な投資理論(1)
 不確実性の下での平均-分散ポートフォリオ理論について
6. 基本的な投資理論(2)
 不確実性の下での平均-分散ポートフォリオ理論について
7. 基本的な投資理論(3)
 資本資産評価モデル(CAPM)について
8. 資本コスト
 資本コストの考え方やその算出方法について
9. 投資の価値評価
 正味現在価値の概念やそれを用いてプロジェクトの価値を評価する方法について
10. 企業価値
 資本コストや正味現在価値の概念を用いて企業の経済的価値を算出する方法について
11. デリバティブ
 リスクヘッジのためのデリバティブの利用について
12. デリバティブの価格付け(1)
デリバティブのリスク中立価格付け法について
13. デリバティブと価格付け(2)
デリバティブのリスク中立価格付け法について
14. リアルオプション
 金融工学理論によるプロジェクト価値評価について講義する。
15. 講義全体の調整

教科書・参考書等

教科書:特に指定しない
参考書:ツヴィ・ボディー,ロバート・マートン,『現代ファイナンス論』,
    ピアソン・エデュケーション,2001.
    デービッド・G・ルーエンバーガー,『金融工学入門』,日本経済新聞社,2002.

関連科目・履修の条件等

初等的な数学に慣れ親しんでいること

成績評価

レポート(2回)

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