- 担当教員
- 尾形 わかは
- 使用教室
- 水7-8(W935)
- 単位数
- 講義：2 演習：0 実験：0
- 講義コード
- 36015
- シラバス更新日
- 2011年3月23日
- 講義資料更新日
- 2011年3月23日
- 学期
- 前期
講義概要
情報セキュリティの現状とセキュリティインシデントの事例の紹介，ネットワーク技術と暗号技術，個人情報保護法などの法律，情報セキュリティマネジメントシステム（ISMS）に関する制度などを解説する。また，学生による調査，検討の発表を通じてセキュリティマネジメントに対する理解を深める。
講義の目的
情報セキュリティマネジメントの必要性，重要性，情報セキュリティマネジメントの実際について理解することを目的とする． 授業は主に，情報セキュリティマネジメントの技術的な裏づけとなるネットワークセキュリティ及び暗号技術の基礎を身に付けるための講義と， グループごとに与えられた課題について調査・考察・発表・議論する演習からなる．
講義計画
1.導入
講義の目的，予定，授業方針の説明を行う．
2.情報セキュリティの概要
セキュリティインシデントの現状について講義する．
3.セキュリティマネジメントの概要
セキュリティマネジメントの基本的事項について講義する．
4.演習１：セキュリティインシデントの事例調査（２回）
具体的な事例を見ることで，セキュリティマネジメントについて理解を深める．
5.ネットワークセキュリティ（２回）
ネットワーク技術，ネットワークセキュリティ技術について講義する．
6.暗号関連技術（２回）
暗号方式，認証方式の基礎について講義する．
7.演習２：発展的な課題に関する議論（２回）
具体的なセキュリティマネジメントの実施方法などについて議論する．
8.コラム：法律の観点（２回）
情報セキュリティに関連する法律について講義する．
9.まとめ
※順番は変更になる可能性がある．
教科書・参考書等
教員が用意した資料を用いる．（OCW-iからダウンロード可能とする）
関連科目・履修の条件等
特になし．
成績評価
２回の演習の発表，３回のレポート，出席，および講義への参加態度により評価する．
