技術経営戦略第一   Management Strategy of Technology I

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担当教員
森 欣司  小澤 薫  出来 浩  荒瀬 秀夫  岸本 登美夫  松本 雅行  倉持 俊之  椎橋 章夫  大野 茂 
使用教室
木7-8(W935)  
単位数
講義:1  演習:1  実験:0
講義コード
36001
シラバス更新日
2011年3月23日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期

講義概要

技術からマーケットの創出,また,マーケットから技術の創出について,マーケティング,組織,研究開発,ファイナンスの戦略の面から講義する。ここでは,日本を代表する企業のケース教材をもとに,環境状況の変化に対応すべく戦略策定のための概念,ツール,検証法,などを習得させ,演習を通し,戦略策定の実践的能力を養う。なお,インターンも実施する。

講義の目的

近年、技術経営の重要性、および技術経営(専門職)大学院の必要性が強調されている。その背景として、我が国に於いては高い科学技術力をマーケットに繋げたり、マーケットから新科学技術技術を創出することが少なく、これを打破するマネージメント力の強化とその為の人材育成が必要との認識に基づくものである。東工大MOTビジョンは”3C”(Cohesive Relation:これまで大学は理論、企業は実践と分けて考えられてきたのに対し、MOTでは大学と企業が共通の場に立って実践的な問題解決を求める、Comprehensive Field:ベンチャー育成や個別技術対象に止まらず大企業における包括的技術経営分野も対象とする、Cultural Diversity:グローバルスタンダードだけでなく、多様かつ固有の文化を見据えた技術戦略を対象とする)を基本コンセプトとする。このコンセプトのもと、技術経営戦略各論企業戦略各論の講義とケーススタディ方式授業・演習を行う。

講義計画

技術経営戦略総論のうち、企業戦略各論(ブランド・事業領域拡大・IP経営・ネットワーク型経営・市場創出・研究開発・垂直事業統合・全社プロジェクト・技術創出)の講義とケーススタディ方式授業・演習をおこなう。チームワークとリーダーシップを育成する。

教科書・参考書等

各ケースごとのテキストを利用する

成績評価

課題ごとのレポートと発表

担当教員の一言

技術を生み出す背景、思考、アプローチを含めて修得してもらう。

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