先端技術とイノベーション   Advanced Technology and Innovation

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担当教員
佐伯 とも子  赤木 泰文  山崎 陽太郎  平井 秀一郎  高柳 邦夫  三島 良直  半田 宏 
使用教室
木9-10(W935)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
36027
シラバス更新日
2010年10月2日
講義資料更新日
2010年9月28日
アクセス指標
学期
後期

講義概要

先端科学技術に関する最新の研究開発の動向,事業化するための考え方等を習得する。

講義の目的

科学技術の先端分野における研究開発やイノベーションについて講義する。また、研究テーマの発見や発明・イノベーションのプロセスについても学ぶ。先端分野については、物性物理・応用化学・機械物理・生産工学・ロボット工学・電子物理・電気電子・バイオテクノロジー・ナノテクノロジー・情報環境・計算工学等の分野から、毎年5~6分野のローテーションで紹介する。この講義は特定分野の学生を対象とせず、専門外の学生にも分かりやすく解説する。

講義計画

第1回 佐伯とも子 大学院イノベーションマネジメント研究科 ガイダンス
第2回 赤木泰文 大学院理工学研究科電気電子工学専攻 「パワーエレクトロニクス、その応用とイノベーション」
第3回 赤木泰文   大学院理工学研究科電気電子工学専攻
第4回 山崎陽太郎  大学院総合理工学研究科物質科学創造専攻 「燃料電池とリチウム電池、その材料におけるイノベーション」
第5回 山崎陽太郎  大学院総合理工学研究科物質科学創造専攻
第6回 平井秀一郎 大学院理工学研究科機械制御システム専攻 「地球温暖化と二酸化炭素削減技術(仮)」
第7回 平井秀一郎 大学院理工学研究科機械制御システム専攻
第8回 高柳邦夫   大学院理工学研究科物性物理学専攻 「固体物理の新しい展開を求めて」
第9回 高柳邦夫   大学院理工学研究科物性物理学専攻
第10回 三島良直   大学院理工学研究科材料物理科学専攻
「材料イノベーションにおける金属間化合物の役割」2種類以上の金属元素が作る金属間化合物はこれを構成する元素からは予想できない特性を示す事が多い。構造用材料では特にCO2の排出を抑制するための超耐熱材料としての利用が期待され、また機能性材料においては形状記憶材料、水素吸蔵材料、熱電材料等々の多くが金属間化合物である。本講では金属間化合物の特徴と興味ある特性について平易に解説する。
第11回 三島良直   大学院理工学研究科材料物理科学専攻
第12回 半田宏    大学院生命理工学研究科生命情報専攻   
 「バイオテクノロジー分野における起業と技術開発 」創薬にとって薬剤のターゲット分子を同定することは極めて重要な課題です。我々は高機能性磁性ビーズを開発し、それを用いて薬剤ターゲットを迅速かつ効率的に同定する技術を開発し製品化しました。講義ではその内容を概説します。
第13回 半田宏    大学院生命理工学研究科生命情報専攻
第14回 佐伯とも子 大学院イノベーションマネジメント研究科 総括・授業評価

教科書・参考書等

資料を配布

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

出席+レポート提出(2回)

担当教員の一言

オムニバス形式の講義となるので、担当教員のHPを見るなどして、事前に講義分野の基本的な知識を予習しておくことを推奨する。

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