様々な分野の学部出身学生が集まる本専攻で勉学を行うにあたり,現代の情報システムを包括的に理解することを目的とする。トピックスとして,情報処理,ネットワーク,ヒューマンインターフェース,波動解析,波動システム,信号処理,情報理論,情報処理システム,パターン認識等,情報システムの基盤技術を取りあげ,関連するサイエンス,ハード・ソフト両面の技術要素およびその動向について講述する。
現代の情報システムを包括的に理解することを目的とする。トピックスとして、情報処理、ネットワーク、ヒューマンインタフェースなど、情報システムの基盤技術を取りあげ、関連するサイエンス、ハード・ソフト両面の技術要素およびその動向について講述する。 これらに関連する研究分野を専攻する学生に対しては原則的に必修とする。
本専攻において研究・勉強をすすめるにあたり、 広く共通に身につけておく必要がある知識・概念と それが如何に研究に 活かされているかについてオムニバス方式で講義する。 対象分野は, 波動解析、波動システム、信号処理、情報理論、 情報処理システム、パターン認識などであり, 平成19年度の講義予定は下記のとおりである。 講義日 担当教員
(敬称略) 講義内容
4月11日 杉野 「ディジタル信号処理の実時間実現」
18日 黒澤 「微小電気機械システム/MEMSにおける等価モデリングの基礎」
25日 上羽 「超音波トランスジューサと音響放射圧」
5月 2日 小杉 「リモートセンシングと医用画像処理」
9日 谷内田 「ICカードを応用した情報システム」
16日 (金曜日の講義)
23日 熊澤 「ユーザインターフェイスの操作性の心理的評価」
30日 伊東 「アルゴリズムの設計と解析」
6月 6日 長橋 「3次元画像計測と3次元モデリング」
13日 小林隆 「音声情報メディアとヒューマンコンピュータインタラクション」
20日 内川 「視覚と脳」
27日 西田 「脳の時間」
7月 4日 本吉 「視覚のからくり: カムフラージュから質感まで」
11日 内山 「マイクロプロセッサ先端技術」
18日 井田 「自己相似性を利用した画像処理」
必要に応じて資料を配布する。
履修の条件はなし。物理情報システム創造専攻の学生は必修である。
各講義への出席と各教員ごとの小テストやレポートなどによる。
研究分野も異なり、学部での勉強のバックグラウンドもそれぞれ異なる学生諸君が 本専攻での勉学を進めるにあたり、情報システム分野の様々な研究にふれて、 今後、研究を遂行するための下地として活きたものになるよう取り組んで欲しい。