工作機械工学特論   Machine Tool Engineering

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担当教員
吉岡 勇人  新野 秀憲 
使用教室
火1-2(G224)  
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
83034
シラバス更新日
2015年2月12日
講義資料更新日
2015年2月12日
学期
後期

講義概要

次世代生産環境を構築する上で必要不可欠な「マザーマシン工学」の体系化を目的として,歴史的展開,基礎原理,設計,並びに高度化技術について代表的なテーマに基づいて講義する。その際には具体的な研究開発課題及び研究状況を概説する。なお,対象とするテーマとしては,マザーマシン設計の基礎概念と設計方法論,超精密加工システム,多機能インプロセス計測系などが挙げられる。

講義の目的

産業の基盤技術である工作機械および生産システムの基礎から取り上げ講義することで,技術者にとって必要不可欠な製造技術の知識および考え方を習得する.単に教科書を説明するのでははく,可能な限り最新の技術動向及び研究成果を中心に講義する予定である.

講義計画

1.マザーマシンの発展経緯
2.マザーマシン設計の基礎概念と基礎理論(運動,静・動剛性,熱特性)
3.マザーマシン構造およびその構成要素(構造フレーム,回転運動機構,直進運動機構)
4.3次元ナノ加工の現状と課題
5.マザーマシンの知能化・高度化を目的とした主要なシステム機能
6.複合加工を実現するための機能と構造
7.工作機械を中核加工機能とする生産システムの現状と将来
8.その他

教科書・参考書等

参考文献:日本工作機械工業会編,工作機械の設計学(応用編)-マザーマシン設計のための基礎知識-,(2004),日本工作機械工業会

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

講義の中で適宜,レポート課題を設定し,その評価で成績とする.

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