メカノマイクロ工学に基づく機械の設計・製図に関して, その基礎的事項と応用例について論じる.
メカノマイクロ工学に基づく機械設計のための製図に関して,その基礎的事項を演習問題とともに学び,さらに応用例について学ぶ.
1.基礎的事項
1.1図面の基本,図形の表現,寸法記入方法
3面図と立体図,具体例(演習)
1.2長さ寸法公差
角度寸法公差,はめあい方式 (すきまばめの一例:大きめのすきま, しまりばめの一例: 組立・分解に大きな力が必要なはめあわせ),具体例(演習)
1.3幾何公差, データム, 指示方式, 公差記入枠等
幾何公差: 真直度, 平面度, 真円度, 円筒度等( データム)は不要),平行度, 直角度等( データム)は必要), 具体例(演習)
1.4 表面性状(指示方式)
主な機械要素の図示方法, (ねじ, キー(溝), 歯車, 転がり軸受等),具体例(演習)
2.応用例
JIS 機械要素(規格; 設計資料)
減速歯車装置,(垂直・水平)多関節ロボットアーム,具体例(演習)
プリントを用いる.
なし.
出欠,演習問題,およびレポートにより評価する.
mahorie@pi.titech.ac.jp
045-924-5048