建築耐火構造特論   Fire Engineering Design

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担当教員
安部 武雄 
使用教室
木1-2(G511)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
98016
シラバス更新日
2010年9月20日
講義資料更新日
2010年9月20日
学期
後期

講義概要

建築物の防火,耐火及び耐火構造設計に関する基礎事項を解説するとともに,コンクリートや鋼材などの建築構造物を構成する主要材料の高温時における力学特性から,耐火設計上配慮すべき点を整理する。また,我が国及び欧米諸国における耐火設計法の現状を解説する。

講義の目的

 建築防耐火に関する総合的な知識を習得することを目的としている。建築防火、都市耐火および建築物の耐火構造設計に関する基礎的な知識を解説するとともに、建築構造物を構成する主要な構造材料(コンクリートおよび鋼材)の高温時における力学的特性を解説する。さらに、ヨーロッパ諸国における耐火設計法の現状について解説する。

講義計画

1. 防火の概念、火災の実態、燃焼の基礎
2. 火災性状、区画計画、内装計画、出火防止計画
3. 耐火計画
4. 煙制御計画、避難計画、消防設備計画
5. 都市防火、法規
6. 建築構造用鋼材の高温度における力学的・熱的特性
7. コンクリートの高温度における力学的・熱的特性
8. ヨーロッパ諸国における耐火設計法の現状

教科書・参考書等

 必要に応じ、コピーを配布する。

関連科目・履修の条件等

材料力学、弾塑性力学および熱伝導論に関する基礎知識があることが望ましい。

成績評価

 授業出席、演習問題、レポートなどを総合的に評価する。

担当教員の一言

 毎回出席をとります。

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