エネルギーシステム・環境論   Energy Systems and Environmental Engineering

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担当教員
小栗 慶之  吉澤 善男 
使用教室
月5-6(G511)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
98011
シラバス更新日
2009年7月30日
講義資料更新日
2009年7月30日
学期
前期

講義概要

各種エネルギーの性質とエネルギー変換の特長ならびにエネルギー資源の現状と新エネルギー資源について概観した上で,エネルギーシステムの有効エネルギーによる評価とライフサイクルアセスメントによる評価を通してエネルギーの高効率利用について解説する。また,地球温暖化とヒートアイランドのメカニズムについて解説する。さらに,放射線・核エネルギーと地球環境の関わりを解説する。

講義の目的

 各種エネルギー資源とその利用形態およびそれに伴うエネルギーと物質の流れ、環境への影響、各種エネルギーシステムの特長、問題点について講述し、有効エネルギー(エクセルギー)の観点から総合エネルギーシステムの将来を考える。また、放射線,原子力と地球環境の関わりについても解説する。

講義計画

1. エネルギー概論
2. エネルギー変換とエネルギーシステム
3. エネルギー事情
4. エネルギーと地球環境
5. 新エネルギー資源
6. 有効エネルギー
7. エネルギーシステムとエネルギー環境の展望
8. 放射線とは
9. 自然環境中の放射線と放射性物質
10. 放射線の生物影響
11. 核実験,原子力事故による環境汚染
12. 地球環境と原子力
13. 原子力のリスクと安全性
14. 放射性廃棄物の処理処分
(1学期の講義日数が14週に満たないときも内容を調整して上記のテーマで行う。)

教科書・参考書等

 特に無し(資料は必要に応じてコピーして配布する)

関連科目・履修の条件等

特に無し

成績評価

 授業出席、授業中の課題およびレポート

担当教員の一言

 種々の学科の出身者がいることを前提に講義するので特別な準備は不要

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