建築骨組は自重,積載荷重,地震力,強風などを考慮して設計される。基本的にはこれらの荷重を受けたときに,大きな損傷を受けず,大きな撓みも生じないことが求められる。しかし,非常に稀に発生する地震,強風などにはこれらの変形を許容しなければならなくなる。進んだ骨組の設計を扱うためには,塑性変形,有限変形を考慮した力学を理解する必要がある。
(1) 材料の塑性変形と部材の性質
(2) 下界の定理
(3) 上界の定理
(4) 解の唯一性の定理
(5) 骨組の終局耐力
(6) 許容応力度設計の意味付け
(7) 多くの荷重を受ける骨組の耐力曲線
(8) 弾塑性有限変形骨組解析法(1)
(9) 弾塑性有限変形骨組解析法(2)
(10) 弾塑性有限変形骨組解析法(3)